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スペシャルインタビュー 株式会社地球旅行社 CHIKYU RYOKOU CO.,LTD.

SPECIAL INTERVIEW

ひとつひとつの旅を、思いのままにコーディネート

お客様のご希望の旅を専属の担当者がコンサルティングし、
ハイエンドな旅行を中心に大手旅行会社にはないニッチな企画とサービスを提供している。
「旅は人に生きる喜びを与えるものです」をモットーに旅の楽しさを追求し、最高の旅をお客様に提供し続けている。

[ 営業部 部長 ]
岩崎 伸久
NOBUHISA IWASAKI

1984年全日空ワールド株式会社(現ANAX株式会社/ANAあきんど株式会社)に海外旅行ツアーディレクターとして入社し、年間200日程度海外業務を担当。その後、フランスパリ支店やイギリスロンドン支店での勤務経験を経て、ANAセールス株式会社にて、顧客販売推進部、CS推進部、名古屋支店、海外旅行商品部などを経験。現在は地球旅行社営業部長として主に富裕層向けのビジネスなどを企画・販売している。

ハイエンドな個人旅行手配や
ビジネスジェットをチャーターするオーダーメイド旅行

「伝説のツアーディレクター」と呼ばれた岩崎伸久部長によるスペシャルインタビュー。
年間200日世界中を飛び回りグローバルに活躍された当時のお話から、スモールグループのハイエンド旅行やビジネスジェットのチャーター事業をメインに、オーダーメイド旅行を展開する現在のお仕事までたっぷりお話を伺いました。

ーまず、地球旅行社の概要や特徴についてお伺いできますか?

ハイエンドなプライベート旅行を企画・手配するお客様を対象としている会社で、主にフィジーやヨーロッパのご旅行を担当させていただくことが多いです。また、ビジネスジェットのチャーターも行っております。いわゆるプライベートジェットと言われることもありますが、個人や企業のお客様が貸切りで利用する最大15名乗りの小型ジェット機のことです。利用の方法は大きく3つあり、1つめは定期便を利用して海外まで行き、現地をプライベートジェットで回るエリアチャーター、2つめは日本から海外の目的地へ直接ビジネスジェットを利用するグローバルチャーター。3つめは国内チャーターというケースです。特にコロナ禍になり、人との接触を避けたいお客様が国内の移動で利用されることが非常に多くなりました。ご自身の車で空港まで向かい、羽田から宮古島までビジネスジェットを利用すれば一切誰にも会わないで済みますから。価格は、日本国内をちょっと飛んだりすると往復でおよそ1000万円、ハワイは2000万円、アメリカやヨーロッパまでですと3000万円くらいです。

ー定期便とは価格の桁が違いますね!このように富裕層のお客様が対象となる場合のポイントは何ですか?

富裕層と一言で言ってもなかなか難しいのですが、お客様はパッケージツアーではなく、ご自身もしくはお仲間で旅行されることがほとんどですので、いかにニーズを吸い上げて旅行に反映させていくかがポイントとなります。移動手段や宿泊先、食事、観光内容など全てをお客様にフィットしたものを提案していきます。機内食ですと、運行会社がCA担当者と打ち合わせをしながら厳選し、ホテルや高級料亭などをリサーチしてお客様のニーズに合うものを取り寄せて機内食にするケースが多いですね。もちろんシャンパンやワインなどの飲み物も食事に合わせてご用意します。

ー岩崎さんは「伝説のツアーディレクター」と呼ばれていたそうですが、その理由は何だと思われますか?

そう言っていただけるのはとても嬉しいことではありますが、自分では分からないです。ただ1つ言えるのは、長年添乗員の仕事をしていると色々なハプニングが起きます。その際にどう対処したかによって、一緒にいたお客様が良い対応だったと思ってくださったのかなと少し感じるところはあります。それも、たまたまラッキーなことに良い方向に転んだからそう思っていただけたのかもしれないですから、運によるところが多いと思います。

ー経験や人間力も大いにあると思うのですが運もあるのですか!?

運は大事なんですよ、本当に。運はご自分ではどうしようもないと思われるかもしれませんが、運を引き寄せるために常に明るくしていたほうが良いとか、人と分け隔てなく話したほうが良いとか、嫌な人とも積極的にコミュニケーションを取ってみるなど、日頃から好奇心を持って人に近づいて色んなことに興味を持つと自然と運が付いてくることもあるのではないかと思います。

ーまた、年間200日も海外業務をされていたそうですね!当時のお話をお伺いできますか?

もう、本当にすごかったですよ。当時大ヒットした商品でアテネとローマとパリへ行く10日間の海外ツアーがあったのですが、中3日間だけの休みで、それを3回連続でガイドしたのが私の一番の記録です。10日間ですからYシャツも20枚ぐらい持っていないと洗濯できないじゃないですか。そんな旅がらすな生活を一時期送っていました。こんな生活ですから海外を飛び回る仕事をする上で何より大切なことは健康です。飲み過ぎず食べ過ぎず無理しないことが健康の秘訣。それと、あまり引きずらないこと。本当に失敗もたくさん経験しましたが、いかに忘れられるかも大切なことです。私は元々あまりクヨクヨしない性格ですから、この仕事が向いているのかもしれません。

ー御社のような個人のお客様向けの旅行はこれから広がっていくでしょうか?

お客様ご自身が情報を持つようになり個人で色んなことが手配できるような時代になりましたし、今までは団体で行くほうが比較的格安だったものが個人で手配してもそんなに値段に差がなくなる時代がそろそろ来ると思うんです。ですから、今後も個人で手配することが増えていくと思います。とはいえ、お1人で10人15人の旅行を手配するのは大変ですから旅行会社に依頼することになると思いますし、企業の方が視察旅行をする際には本業がありますから、旅行会社が担うという可能性はあると思います。

ー最後に、観光業界を目指す学生にメッセージをお願いします。

弊社のホームページに掲載している「旅は人に生きる喜びを与えるものです」という言葉があるのですが、私が大好きな言葉でもあり、その言葉を実感した経験があります。以前70代の女性の集まりの旅行に毎年必ずご一緒していたのですが、「この旅行があるから生きられる」と、いつもおっしゃってくださるんです。仕事もリタイアして1年ごとに行ける旅行が楽しみで生きているって。そういうお話を聞くと、生きる喜びを与えることができる仕事なんだなと。人や世界との関わりにご興味のある方はぜひ観光業を目指してほしいなと思います。