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スペシャルインタビュー 株式会社JTB JTB Corp.

SPECIAL INTERVIEW

100年を超える歴史と圧倒的なシェアを誇る、日本におけるランドオペレーター。

日本最大級の訪日外国人向けのサンライズツアーを始め、個人観光旅行、企業インセンティブ、
国際スポーツイベント、国際会議、国賓級のVIPのお世話に至るまで、幅広く事業を展開。
地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・創造を呼び起こすことを目指す。

[ 営業推進課長 ]
内藤司
TSUKASA NAITOU

1993年株式会社日本交通公社(現株式会社JTB)入社。入社以来、法人営業に従事し、法人専門支店では営業課長を歴任。その後、本社にて新事業創出に取り組む。現在は東京中央支店にて営業推進課長として企業に対する価値提供を推進。

日本を代表するトップ企業がお客様。
点ではなく線で、寄り添いながら新しい価値を提供する。

東京のビジネスの中心街に位置し、日本を代表するトップ企業を顧客に持ち、企業に寄り添いながら継続的に新しい価値をご提案するJTB東京中央支店。
今回は、企業需要に精通する営業推進課内藤課長によるスペシャルインタビュー。
M&Eにおけるご提案などツーリズムという分野以外の旅行業界のお仕事内容やビジョンなどについてお話を伺いました。

ーJTB東京中央支店が取り扱っている案件や特徴についてお伺いできますか?

JTBと言えば、おそらく一般のお客様がご旅行を申し込まれる店舗というイメージがあると思いますが、 JTB東京中央支店では日本のビジネス中心地である大手町にありますので、日本を代表するような企業様が顧客であり、主に入社式や研修、報奨旅行、表彰式などと言ったM&Eの案件などを取り扱っております。加えて、当支店では、東京都様や東京都の自治体様の案件を担当しているのも一つの特徴でして、訪日外国人を増やすためのお手伝いなどJTBとしてできることをご提案しています。

ー企業と深く関わるM&Eにおけるお仕事内容について伺えますか?

入社式や表彰式でしたら晴れ舞台ですからイベント的な要素を盛り込んだり、研修の場合ですとトレンドを取り入れたり講師の方を手配したりなど、色々なエッセンスを詰め込んだご提案をしていきます。つまり、企業様ご自身で手配されるより私どもが関与することによって新たな価値を提供することができます。先ほど申し上げた通りM&Eは、入社式や研修など1年を通した企業活動になりますので、点ではなく線でつながっています。単純に一つのイベントで終わりではなく、ずっと企業様に寄り添いながら様々なご提案をさせていただく。それが一番理想的な流れだと思います。

ー先ほどお話にもありました訪日外国人における施策についてもお伺いできますか?

日本が観光立国として目標とする訪日外国人旅行者数を明確に掲げていますので、それに沿ってONE JTBとして取り組んでいます。バリアフリーの観点で欧米諸国に比べて遅れているところがありますので、東京都様においては、どなたでも旅行ができるようなアクセシブル・ツーリズムのお手伝いもさせていただいております。また、当支店では大手町周辺の企業様も訪日外国人の方に向けたサービスの提供を考えていらっしゃいますので、我々がアドバイスをさせていただくこともあります。

ーアクセシブル・ツーリズムは、ユニバーサルツーリズムとは異なるのですか?

そうですね。アクセシブル・ツーリズムは、より物理的な形ですね。障害をお持ちの方や高齢者の方など移動やコミュニケーションにおけるニーズに応えながら、誰もが旅を楽しめることを目指す取り組みとされています。ホテルに泊まる際に不都合が生じることが多いのが現状ですから、しっかり受け入れ態勢を整えるために直接私どもがホテル様などに対して東京都様のお考えをお話させていただきます。

ーどのような人が御社に向いていると思われますか?

「世界は、交流でできている。人たちと出会い、成長し、今の私たちがあります。交流を仕事にすること、それは、壮大な世界へとつながっています。」というのが弊社ホームページの人財募集に掲載しているのですが、結局我々の仕事は交流を創造する、交流を作りだすこと。それは、人との交流、企業との交流、あるいは教育の現場との交流、地域との交流など様々だと思うんですね。交流を作り出すことはお客様が求めている価値を提供することですから、柔軟に考えて価値を提供できる人財。つまり、相手の気持ちを考えながらお客様の役に立てるものを提供できる方が向いていると思います。観光業において、旅は重要なドメインではありますが、その形にこだわらずに新しいものを作りだす柔軟な思考が一番重要ではないでしょうか。

ー観光業界の今後のビジョンをお伺いできますか?

観光業界は、実は非常にアナログ文化な部分があり、事業者様によってはメールではなくFAXが根強く残っているところもあります。ただ、そういったアナログ文化ですと人の手が必要な要素が多くなりますし、今回のコロナ禍でオンラインに対してのリテラシーを高めていかないと厳しいのではないか?このような状態でも対応できるDX(デジタルトランスフォーメーション)を強化すべきだ、と新たな気づきがありました。ですから今後の観光業界は、時代の流れに柔軟に対応する思考力を身につけると共に、先ほど申し上げた事と若干矛盾するかもしれませんが、オンラインでは消化しきれないリアルなコミュニケーションですね。やはり、それは人間にとって非常に重要な要素ですから、いかなる状況においても良質な交流を極めて、我々にしかできないものをご提案して行きたいと思っています。観光業界は、平和産業と言われるのですが、戦争や9・11といったことが起ってしまうと人の流れが一切止まってしまい非常に影響を受けてしまいますから、危機に直面した際に跳ね返すような成長を遂げるべきだと思います。ビジョンとしては、地域の魅力を5Gの技術でお伝えして実際に足を運んでいただくなど、テクノロジーを活用して新たな価値を創造する柔軟な思考を持って行くべきだと思います。例えば青の洞窟やナイアガラの滝の裏側などといった中々見られない所が見られるようになると良いですよね。

ー最後に、観光業界を目指す学生にメッセージをお願いします。

観光業界は、泊まる、食べる、見る、楽しむ、買うといった生活のあらゆる要素が詰まっていると思っています。関わる人もホテルや旅館だけではなく、食材を提供する事業者様もいらっしゃれば、その食材を提供する生産者様、寝具であればリネンの会社様、宿泊の決済や予約システム関連の会社様など、多種多様な方々が携わるとても裾野が広い業界です。だからこそ産業として非常に重要であるというのをまずお伝えしたいということ。そして、ハネムーンや修学旅行など一生に一度のイベントに関わることができるのが醍醐味であり、人生の晴れ舞台や夢を叶えることができる業界だと思いますので、ぜひ皆さんには観光業界を目指していただければと思います。