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企業インタビュー パレスホテル 東京 PALACE HOTEL TOKYO

ENTERPRISE INTERVIEW

自然と調和する、伝統を受け継いだ名門。

1961年開業、2012年のリニューアルを経て、歴史を積み重ねるパレスホテル東京。
丸の内1-1-1、大手町駅地下通路直結という東京の中心に位置しながら、目の前には広大な緑が広がる。
7のレストラン、3つのバー&ラウンジを完備、ミシュランなど世界的な評価を得ている。

坂本和樹
さかもとかずき

私の仕事は

ベルマネージャー
です!

Question 1

どんなお仕事ですか?

ロビーでお荷物の受け取り、車両の誘導などあらゆるご案内をします。ロビー周辺を清潔に保つための清掃から、スタッフの動きを見て都度人員配置をするなど業務は多岐にわたります。

Question 2

お仕事の必需品はありますか?

胸ポケットにはその日のお客様情報を書いた紙が入っています。どういう経緯で予約され、どんな目的でいらしたか。それぞれの方にふさわしいアプローチを心がけています。

Question 3

どんな人と一緒に働きたいですか?

仕事以外にも楽しめることを持っている方。お客様に楽しんでいただくのが仕事ですから、自分なりの「楽しい」を持つことも大事です。引き出しが多いとお客様との会話の糸口が増えることから近づける機会も多いと思います。

Work Point

お客様に「ありがとう」と言っていただいた時、メッセージをいただいた時などはこの仕事をしていてよかったと心から感じます。

困難に直面しても常にロジカルに解決
ポジティブでいることがお客様にとっても大事。

ー1日のお仕事の流れを教えてください。

9時頃に出社し、朝食やチェックアウトのお客様のご案内から仕事が始まります。荷物を客室からロビーへ下ろし、ご自宅や空港に郵送される方もいらっしゃいますので、その発送作業なども午前中に行います。一度バックヤードに戻りメールチェックやデスクワークをし、ランチの頃にはレストランへのご案内業務がスタート。
午後は、ホテル業界ではアイドルタイムと呼ばれますが、レイトチェックアウトや、早めのチェックインも始まりますので、さまざまな業務が入り混じる時間帯でもあります。15時から16時にはチェックインのピークを迎え、その後はディナーや宴席のご案内が始まります。私は他のシフトのスタッフに引き継いで、定時に業務終了となります。

Work Point

どのように人員を配置しハンドリングするか考えることも業務のひとつ。大きなイベントを滞りなく終えられた時の達成感は大きいです。

ーお仕事をする上で大切にしていることはなんですか?

プラス思考でいること、ロジカルでいること、客観的に自分を見ること。この3つを意識しています。この仕事は難しい、大変だ、と思ってしまうとその思考がお客様に影響してしまいます。だから困難なことがあってもどう解決できるのか、ロジカルに順序立てて考えるようにすることが大事です。そしてパレスホテルが、お客様や世間にどのように見られているのか、そして私自身の振る舞いもどのように見えているのか、常に客観的に見て、立ち位置を確認すること。客観的に自分を見れば自然と背筋も伸びていきます。
そしてもうひとつ忘れてはならないのが、規則正しい生活を送ること。人によっては早番や夜勤という勤務形態もありますので、それに合わせた自分の生活リズム、ルーティーンを作っておくことがこの仕事には必要です。集中力は睡眠時間に左右されますから、しっかり眠ることはとても大事なことです。

location

都心でありながら、美しい緑と水に囲まれた絶好のロケーション。

ーパレスホテル東京の魅力はどんなところにあると感じていますか?

皇居外苑を目の前にした駅直結のこの立地、その特性を生かした建築デザインは何ものにも変え難いものです。けれどそのような条件だけでは、1度体験したらそれっきりになってしまいます。
だからお客様一組一組の背景を深掘りし、そのお客様にしかできないサービスを提供、「旅の目的地」になれるよう努めています。
2012年に「パレスホテル東京」となってから今まで、その理念はスタッフひとりひとりに行き届いていて、それこそが1番の魅力だと私は感じております。