インターンシップ ホテルニューオータニ HOTEL NEW OTANI
開業60年、
国内外の賓客が過ごしてきた
歴史ある国際ホテル

1964年、東京オリンピック開催時に東京紀尾井町に東洋一の規模を誇る国際ホテルとして開業。
「ザ・メイン」「ガーデンタワー」「エグゼクティブハウス禅」と3つの宿泊棟を擁し、
広大な敷地内には日本庭園、38のレストラン、33の宴会場を持つ。
過去3回の東京サミットでは主会場として選ばれるなど、世界中のVIPが宿泊してきた。
[ アシスタントマネージャー ]
国際会議や、歴史的晩餐会など多くの賓客をもてなしてきたホテルニューオータニで、インターンシップ中の学生が人事部の櫨岡さんにインタビュー。ホテルニューオータニに求められる人材について伺いました。
サービスのプロとして
私たちは常に新しいことに挑戦しています。
ーホテルニューオータニで働くうえで、大事なことはどんなことでしょうか。
私たちは、創業60年、歴史と格式を大事にしていますが、それ以上にホテル名にもある「ニュー」、つまり「新しさ」を働く人がそれぞれに大事にしています。例えば「ナイトプール」を最初に始めたのは私たちですし、常に新しいことを生み出し、ゲストの方に楽しんでもらうことに全力を傾けております。さらにレストランだけでも38箇所、ホテル内には多くのテナントもあり、たくさんの業務があります。ひとつひとつ丁寧に学び、人との関わりを楽しむことが、働く上でもっとも大事なことだと思います。
ーどのような人がハウスキーピングのお仕事に向いていると思われますか?
部署にもよりますが、研修を経てそれぞれ現場で先輩たちの指導のもとスキルを向上させていきます。また希望があれば語学や、ワインの検定試験のための学習など専門的な勉強もサポートしています。社内ではカクテルコンペティションも行われ、料飲の部署でなくても、若手もベテランスタッフも一緒に腕を競っているんですよ。私たち人事などのバックオフィスの者も全員それぞれにフロントやレストランなどのサービスも経験しており、現在でも私は時に宴会場でサービスを行うこともあります。私たちは、全社員が最終的にはサービスのプロフェッショナルになれるのです。
ーホスピタリティ業界を目指す学生たちにメッセージをお願いします。
学生のうちに、たくさんの人間関係をつくることは、接客にとても活きてきます。どんなことで人は喜ぶのか、幸せを感じるのか、他者に対しての想像力を持てる人は、きっとお客様にも素晴らしいサービスを提供できるでしょう。私たち人事部も採用の際にはコミュニケーション能力を重要視しています。ぜひ今、交友関係の中でその能力を磨いていただけたらと思います。また今のうちに英語もしっかり学んでおくのがおすすめです。語学力があればさまざまな国のお客様に早いうちから対応していただくことになり、さらなるステップアップのきっかけになるかもしれません。
interns' fileゲストのあらゆる
要望を叶えられる
コンシェルジュを目指して
お客様の口に入るものをご用意いたしますので、カトラリーに汚れがないか、先輩方はとても丁寧に見て、セッティングしていて、これこそがプロの仕事なのだと感じました。実際にお客様にサービスをさせていただくなかで、私はうまく会話ができず悔しい思いもしましたが、知識とボキャブラリーを増やしていけたらと今は思っています。お部屋でお料理をご提供する際に、お客様の嬉しそうな表情を拝見できることが、なによりの仕事の喜びでした。
インターンシップ
ある日のスケジュール
出勤
その日入っているルームサービスの予約を確認、把握。
アフタヌーンティーの準備。
ごろ
ルームサービスのランチやアフタヌーンティーを順次客室へ提供
このお食事にはこのカトラリーが必要、というセットを全て覚え、セットして客室へ運びます。おふたり宿泊されているけれど、注文されたお料理が1名分だったというような場合、シェアされるかもしれませんから、カトラリーを2名分お持ちしよう、などお料理だけではなくて、お部屋の宿泊人数も考えて動くようにしています。

休憩
業務再開。ディナーの提供開始
お部屋でテーブルのセットや、ワインを開けてお酒をお注ぎするなどももちろんいたします。学校でテーブルセットやワインの開け方も学んでいましたから、緊張せずに業務を行えました。デザートやコーヒーをご提供するタイミングはお客様によって異なりますので、それぞれいつお食事をスタートしたのかを頭に入れておくようにしていました。またそれぞれのお部屋のつくりも把握し、どのようにサービスワゴンを動かせばスムーズかなども頭に入れておかなければなりません。

ごろ
お酒やおつまみのオーダーが増え始める
退勤
