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キャビンアテンダント(CA)になるには?給料や仕事内容や必要な資格を紹介

多くの人が憧れるキャビンアテンダント(以降、CA)。CAの上品かつ美しい姿勢を見て、「自分もCAになりたい」と思うかもしれません。

お客さんと一緒に航空機に乗り、フライトを安全かつ快適に過ごせるようにするのがお仕事です。

CAになるためには、どうすればいいのでしょうか?

この記事ではCAのなり方や仕事内容を解説していきます。

将来CAになりたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

キャビンアテンダント(CA)の仕事内容

キャビンアテンダント(CA)の仕事内容

CAは具体的にどんな仕事をするんでしょうか。主な仕事は、以下の2つです。

  • ①機内の接客業務
  • ②保安管理業務

それぞれ解説していきます。

①機内の接客業務

機内の接客業務を行います。

お客様が快適なフライトを楽しめるようにサポートします。具体的には、食事を提供したり、ブランケットを配布したり、免税品を販売したり、機内でのサービスを行います。

また、座席やトイレなどの機内の清掃もします。

②保安管理業務

保安管理業務も行います。お客様のシートベルトの着用や手荷物の収納をサポートします。他にも、体調を崩したお客様が空港到着後に処置が取れるように手配したり、ドアの開閉作業したりするのも仕事です。

また、悪天候や機体のトラブルがあった場合、パイロットと連携して、お客様が安全にフライトをできるようにアナウンスをします。

CAは、航空機の便にもよりますが、1日に3フライトや4フライトする場合もあります。1日に3回か4回は、機内の接客業務と保安管理業務を行うことがあると覚えておきましょう。

キャビンアテンダント(CA)とグランドスタッフ(GS)の違いは?

CAとグランドスタッフの違いは、主に働く場所と主な業務内容です。

CA グランドスタッフ
働く場所 航空機内 空港
主な業務内容 機内の接客業務・保安業務 搭乗手続き・到着業務

CAが航空機内で働くのに対して、グランドスタッフは空港で働きます。

グランドスタッフは、お客様が出発する前の搭乗手続き(お荷物のお預かりや搭乗の誘導)、到着業務(手荷物の受け取りや車椅子の方のサポート)などを行います。グランドスタッフは定刻通りにフライトができるように、お客様をサポートするお仕事です。

キャビンアテンダント(CA)になるには?

キャビンアテンダント(CA)になるには?

CAになるにはどうしたらいいのでしょうか?

CAのなり方についてお伝えします。

  • ①キャビンアテンダント(CA)に求められる力や資格
  • ②キャビンアテンダント(CA)を目指せる学校は?
  • ③キャビンアテンダント(CA)には身長や視力の制限があるのか?
  • ④キャビンアテンダント(CA)の就職先や求人は?

順番に説明していきます。

①キャビンアテンダント(CA)に求められる力や資格

キャビンアテンダント(CA)に求められる力や資格

CAに求められる力や資格について解説します。

必須の国家資格はない

結論からお伝えすると、CAになるために必要な国家資格ありません。

そのため、CAを目指すために、国家資格の受験は不要です。

TOEIC®、IELTS、TOEFL、英検は求められることが多い

CAに必須の国家資格はありません。しかし、CAには「英語力」が求められます。

TOEIC®、IELTS、TOEFLは、いずれも受験生の英語能力を証明するテストです。どの試験も英語のリーディングやリスニングを測定します。※IELTS、TOEFLはライティングとスピーキングも測定します。

IELTSやTOEFLは、海外移住や海外企業での就職の際に高いスコアを求められる場合があります。

国内での航空会社でも、TOEIC®が応募資格になっていることがあります。

TOEIC®で言えば、最低でも600点以上のスコアが求められることが多いです。英検2級レベルの英語力はあった方が良いです。

国際線はもちろんのこと、国内線でも、お客様と円滑にコミュニケーションが行えるレベルの英語力が求められます。就職先の選択肢を広げるためにも英語力は伸ばす必要があります。

そのため、THLではエアライン専門学校初の4年制カリキュラムでしっかり英語を学ぶことができます。

1人ひとりを丁寧にサポートする最大6名のレベル別授業や、約6ヵ月間のオーストラリア語学留学、スイス海外実学研修など…資格対策はもちろん、業界で必要な英語を幅広く学ぶことができます。

取得しておいた方が就職に有利になる資格やスキルがある

CAを目指すなら、取得しておいた方が就職に有利になる資格やスキルがあります。

  • 第二外国語の資格
  • 手話系の資格
  • 看護系の資格
  • 秘書検定
  • アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネータ
  • サービス接遇検定
  • パソコン系のスキル
  • 水泳のスキル

CAを目指すなら、英語以外にも使える言語が多い方が就職では有利です。他にも手話系の資格や赤十字救急法救急員資格などの看護系の資格も評価されます。

また、CAは、マナーや立ち振る舞いも求められるため、秘書検定を取得しておくと就職活動でも評価が上がります。

加えて、アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネータやサービス接遇検定などのホスピタリティやサービスに関係する資格も取得しておくと、現場でも活躍しやすくなります。

なお、CAはパソコンを使う場合もあるので、「Word」や「Excel」の基本的な使い方をマスターしておきましょう。

さらに、水泳のスキルが求められることもあります。目安としては、25mから50m泳げることが求められます。緊急事態には、海に着水することもあるため、キャビンアテンダントも泳ぐことが必要となるからです。

②キャビンアテンダント(CA)を目指せる学校は?

キャビンアテンダント(CA)を目指せる学校は?

CAはどんな学校で目指せるのでしょう。CAが目指せる学校は主に以下の3つです。

  • ①短大
  • ②大学
  • ③専門学校

CAになるために、特定の学部を出ている必要はありません。

しかし、CAの応募資格として、短大、大学、専門学校を卒業していることが求められることが多いです。高卒でも応募できる会社はありますが、数が少ないため、短大、大学、専門学校のいずれかを卒業した方が選択肢が広がります。

順番に解説していきます。

①大学

大学を卒業することでCAを目指すことができます。

大学で英語力やエアライン知識を学ぶためにエアライン専門スクールと併修する方もいます。

②短大

短大を卒業することでCAを目指すことができます。

2年間、観光系・CAに特化コースで学ぶ方がいます。

③専門学校

専門学校でCAを目指すことができます。

専門学校によっては、CAに必要な専門的な講習も豊富です。なので、CAとして、知識やスキルを効率よく身につけることができます。

CAに特化したコースがある専門学校を選べば、就職でも有利になる確率が高まります。

また近年では変化するエアライン業界に求められるプロを輩出する為、専門学校の就学年数も様々です。

THLは日本初の4年制エアラインコースですが、卒業後は「高度専門士」の称号が授与されます。

この称号は大学卒業の「学士」と同等の評価とみなされ、大学院進学も可能になり、選択の幅はぐっと広がります。

③キャビンアテンダント(CA)には身長や視力の制限があるのか?

キャビンアテンダント(CA)には身長や視力の制限があるのか?

CAには身長や視力の制限があるのでしょうか?

結論からお伝えするとCAは、国内の航空会社であれば身長制限はありません。ただし、海外の航空会社であれば、身長制限がある企業も存在しています。

CAはお客様の荷物を荷物入れに入れる必要があります。このため、手の届く高さを示した「アームリーチ」を測定する場合もあります。

さらに、「航空機内で落とすと危険」という理由で眼鏡を禁止している航空会社があります。ただし、コンタクトレンズの使用は認められているので、矯正視力で1.0以上あれば問題は、ありません。

④キャビンアテンダント(CA)の就職先は?

キャビンアテンダント(CA)の就職先は?

CAの主な就職先は、航空会社です。

CAは航空機内でサービスを行うのがメインの業務となるため、航空機を抱えている航空会社に就職することになります。

採用基準は、航空会社によって異なります。書類選考、筆記試験、面接、健康診断、適性試験などを通過すれば、CAとして、採用されます。

キャビンアテンダント(CA)の給料は?年収は?

キャビンアテンダント(CA)の給料は?年収は?

令和元年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)によるとCAの平均給料は、月収約34万円、ボーナスが約87万円とされています。平均年収は、495万円程度になります。

国内の大手航空会社に入るかLCC(格安航空会社)に入るかによって、年収は変わってきます。

また、契約社員として採用された場合は、時給で働くことになります。ただし、契約社員をしながら、正社員を目指せる場合もあります。

会社によっては福利厚生で格安の航空券が利用できたり、宿泊費が出たりするので、旅行が好きな人にとっては嬉しい待遇です。

なお、国内の航空会社の場合、CAは4日働いて2日休むという勤務形態が多いです。月の休日は8日〜10日になることが多いです。

外資系航空会社は、会社によって勤務形態が異なります。

キャビンアテンダント(CA)に向いている人

キャビンアテンダント(CA)に向いている人

CAに向いているのは、主に以下のような人です。

  • 接客が好きな人
  • 冷静な判断ができる人
  • 飛行機に乗ることに抵抗がない人
  • 時間管理ができる人
  • 体力に自信がある人
  • 不規則な生活にも耐えられる人

CAになった場合、業務の多くがお客様と接する時間となります。そのため、サービスのスキルやマナーを身につけることが大切です。

また、各航空企業はマニュアルに沿ったサービスはもちろん、お客様の旅をより快適かつ、思い出に残る素晴らしいものにする為「ホスピタリティ」に非常に注目しています。

THLでもホスピタリティを大切にしています。心を通わせるコミュニケーションや行動を通してお客様に感動を与えることはとても素晴らしいことです。

さらに、緊急事態の際に、慌てずに冷静な判断ができることも条件です。

業務のほとんどを航空機の中で過ごすことになるため、飛行機に乗ることに抵抗感がない人が向いています。

なお、CAは飛行機が時間通りに運行できるようにする必要があるため、時間管理ができる人が向いています。

CAの仕事は体力勝負です。業務中は立ち仕事になることが多いです。

深夜早朝のフライトとなることもあります。さらに、国際線の場合は国境をまたいで長時間のフライトで仕事をすることになります。そのため、体力に自信がありさらに不規則な生活にも耐えることができる自己管理ができる人が向いています。

キャビンアテンダント(CA)のやりがいと魅力

キャビンアテンダント(CA)のやりがいと魅力

CAの魅力ややりがいは、主に以下の通りです

  • 多くの人に接することができる
  • 幅広いフィールドで活躍ができる
  • コミュニケーションのスキルを向上させることができる
  • フライト先の観光をはじめ料理や買い物を楽しめる

CAのやりがいは、たくさんの人に接することができる点です。航空機を利用する多くのお客様と毎日接することができます。数えきれないほどの人の笑顔を見られるのが魅力です。

また、航空機の中で働くという業務上、国内や場合によっては国境を越えて働くことができるので、広いフィールドで活躍することができます。

加えて、さまざまな人や文化と接するため、コミュニケーションのスキルを向上させることができます。

さらに、国内線でも国際線でもフライト先に宿泊することもあります。そのため、フライト先の観光をはじめ料理や買い物を楽しめるのも大きな魅力です。

まとめ:CAへの一歩を踏み出しましょう

CAへの一歩を踏み出しましょう

CAは、多くの人が憧れる職業の一つです。

求められるスキルも多く、競争率も高い職業ではあります。しかし、目指してみる価値のある職業でもあります。

CAになりたいと考えている方は、競争率が高いため早めに行動されることをおすすめします。

本気でCAを目指したい場合は、CAになるためのカリキュラムや就職サポートがしっかりしている学校を選ぶのがポイントです。

東京ホテル・ウェディング&IR専門学校のエアーラインコースでは、空港へのインターンシップや有名航空会社のからの直接指導を受けられます。

日本初の4年制コースでじっくり英語を学び、ホスピタリティを身につけましょう。

エアライン業界に必要な知識を身につけ、就職活動も余裕をもって取り組むことができます。

CAを本気で目指したい人にとっては、おすすめの学びの場所となっています。

また体験入学や個別相談も行なっていますので、CAの夢を叶えたい人はまず第一歩として活用してください。

体験入学・個別相談会の詳細はこちら

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CAとして活躍して、大勢のお客様の快適なフライトの手助けをしてください。

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