キャビンアテンダント(CA)の年収はいくら?平均給料や待遇とは?
多くの人が憧れるキャビンアテンダント(以降、CA)の年収は、いくらなのでしょうか?
「CAさんの年収が気になる」「将来はCAになりたいので、年収が知りたい」と思っている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、CAの年収について解説していきます。また、CAには、年収以外にも他の職業にはない待遇がありますので、併せてお伝えしていきます。
CAの年収を把握したい方や将来はCAになりたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
キャビンアテンダント(CA)の平均年収はいくら?平均月収は?
厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によるとCAの平均年収は、約526万円(5,256,500円)です。平均月収は約31万円(310,200円)、平均年間賞与(ボーナス)は約153万円(1,534,100円)です。
平均年齢は、業界全体で34.3歳となっています。
国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査結果」によると給与所得者の平均年収は、約433万円(男女の平均)になっています。CAは給与所得者の平均年収を上回っている職業と言えます。
CAの年収や平均月収を企業規模別と年代別にそれぞれ見ていきます。それぞれ、厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」を参照しています。
キャビンアテンダント(CA)の会社の規模別の平均年収や平均月収
キャビンアテンダントの会社の規模別の平均年収、平均月収、平均年間賞与は、以下の通りです。
規模 | 平均年収 | 平均月収 | 平均年間賞与 |
100~999人 | 約458万円 | 約28万円 | 約122万円 |
1,000人以上 | 約529万円 | 約31万円 | 約157万円 |
規模が1,000人以上の企業の方が、平均月収や平均年間賞与が多いため、平均年収も高くなりやすいことが分かります。
キャビンアテンダント(CA)の年代別の平均年収や平均月収
キャビンアテンダントの会社の年代別の平均年収、平均月収、平均年間賞与は、業界全体で以下の通りです。
年齢 | 平均年収 | 平均月収 | 平均年間賞与 |
20~24歳 | 約299万円 | 約21万円 | 約47万円 |
25~29歳 | 約402万円 | 約24万円 | 約114万円 |
30~34歳 | 約498万円 | 約29万円 | 約150万円 |
35~39歳 | 約646万円 | 約38万円 | 約190万円 |
40~44歳 | 約736万円 | 約42万円 | 約232万円 |
45~49歳 | 約771万円 | 約44万円 | 約243万円 |
50~54歳 | 約857万円 | 約48万円 | 約281万円 |
55~59歳 | 約880万円 | 約49万円 | 約292万円 |
CAは、年齢を重ね勤続年数が増えるほど、収入が上がっていく職業ということが分かります。
キャビンアテンダント(CA)の初任給は?
CAの初任給は、会社にもよりますが、17万円〜18万円程度です。試用期間中は、14万~15万円程度になる会社もあります。
また、企業によっては、家族手当や住宅手当などの手当が用意されています。
さらに、CAには給料以外にも魅力があります。詳しくは後の章で解説します。
キャビンアテンダント(CA)の年収は学歴によって左右される?
CAの年収は学歴によって、左右されません。大卒でも短大卒でも専門学校卒でも年収はほとんど変わりません。
学歴によって初任給が数千円〜1万円程度変わる企業はありますが、金額にほぼ差はありません。
キャビンアテンダント(CA)の年収以外の待遇
CAには年収以外にも、以下の待遇があります。
- 航空券が付与されることがある
- フライト先に滞在できることがある
- 産休や育休も取得しやすい
- 美容や旅行に利用できる福利厚生サービスがある
それぞれ解説していきます。
航空券が付与されることがある
多くの航空会社では、「EF券(Employee Free Ticket)」と呼ばれる航空券が付与されることがあります。「EF券」は、CAの家族でも使えます。
EF券があれば、旅行の交通費の大幅な節約になります。旅行好きなCAなら、EF券でお得に旅行を楽しめます。
普段の何気ない休日に日帰りで他県へ旅行したり、連休を利用して海外へ行くことも・・・様々な経験ができます。
また乗客として利用することで他のCAのサービスを体験し、自身の業務に活かすことができます。
業務で良いサービスを提供する為にもお客様の立場になることは大切だという業界ならではの制度です。
フライト先に滞在できることがある
シフトによっては、フライト先で宿泊となることもあります。次の出勤まで、現地に滞在して料理や買い物を楽しめます。
特に海外路線の場合は滞在する機会は増えます。
様々なフライト先で過ごせるのも大きな待遇です。
話題の観光地や食事、文化を楽しむ事ができます。目的地までのフライト中にお客様と話題になることもあり、CAにとって知見を広げることは大切です。
産休や育休も取得しやすい
CAは産休や育休も取得しやすいので、「仕事もプライベートも充実させたい」と思っている方には相性が良いです。
美容や旅行に利用できる福利厚生サービスがある
働く社員の満足度を上げる為にリフレッシュの制度も充実しています。
美容や旅行、映画やレジャーなどのエンタメの費用をサポートする福利厚生サービスがある企業も多いです。年間数万円程度サポートしてるのでリフレッシュしたい際に利用できます。
キャビンアテンダント(CA)になるなら専門学校が近道
CAの業界全体の平均年収や平均月収や平均年間賞与は、以下の通りでした。
平均年収 | 約526万円 |
平均月収 | 約31万円 |
平均年間賞与 | 約153万円 |
CAは国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査結果」による給与所得者の平均年収、約433万円(男女の平均)を大きく上回っている職業です。
さらに、給料以外の待遇も魅力的です。
- 航空券が付与されることがある
- フライト先に滞在できることがある
- 産休や育休も取得しやすい
- 美容や旅行に利用できる福利厚生サービスがある
平均年収が高く、待遇の良いCAになれば、仕事もプライベートも充実した生活が送りやすくなります。
しかし、英語力やホスピタリティなど求められるスキルが多いです。
CAに求められる水準の英語力やホスピタリティを独学で身につけるのは、難しいです。
そこでおすすめなのが、東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校のエアーライン英語コースです。
エアーライン英語コースでは、産学連携をしており、有名な航空会社から直接指導を受けられるので、CAとしての実力を効率的に身につけることができます。
また、「接客シミュレーション」や「チームビルディング」や「ユニバーサルマナー」など、CAに必要な知識と経験を学べます。
さらに、4年制を採用しているので、卒業までにしっかりと英語とホスピタリティをマスターでき、4年制の大学を卒業した「学士」と同等の「高度専門士」も取得可能となっています。
体験入学や個別相談会も行っているので、CAになりたい人は是非参加してください。
また、24時間申し込み可能なネット願書も受け付けているので、興味がある方は、活用してください。
ぜひCAになって、お客様に快適な空の旅を提供しましょう。