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キャビンアテンダント(CA)に必要な英語力は?語学力を身につける方法

「キャビンアテンダントになるには、どれくらいの英語力が必要なのだろう……」

「キャビンアテンダントに必要な英語力は、どうやって身につければいいの……」

と悩んでいませんか?

飛行機で様々な地域を飛び回るキャビンアテンダントは、英語が堪能なイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、具体的にどの程度の能力が求められるか、分からない方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、キャビンアテンダントに必要な英語力について解説します。

実際に英語力を身につける3つの方法もお伝えするので、「キャビンアテンダント(以後CA)になって各地で活躍したい!」という方はぜひ参考にしてください。

なぜキャビンアテンダント(CA)には英語力が必要?

なぜキャビンアテンダント(CA)には英語力が必要?

はじめに、なぜキャビンアテンダント(CA)には英語力が大切なのでしょうか。

キャビンアテンダント(CA)に英語力が必要な理由の一つは外国のお客様とのコミュニケーションのため。もう一つは外国人クルーとのコミュニケーションのためです。

国際線はもちろんのこと、国内線でも外国人のお客様は搭乗されます。

外国のお客様にも安全で快適なフライトを提供するために英語でしっかりとコミュニケーションをとらなければなりません。

一緒に乗務をする客室乗務員やコックピットクルー(機長・副操縦士)には外国人もいます。

日本航空会社にも外国人クルーは在籍し、CAは全員日本人だけど、パイロットなどコックピットは外国人クルーということもあります。

実際にCA採用試験では、以下のもので英語力を試されます。

  • TOEICのスコア
  • 英語での筆記試験
  • 英語での面接

したがってCAになりたいなら、英語力を身につけることは重要です。

キャビンアテンダント(CA)の採用試験で求められる英語力とは?

キャビンアテンダント(CA)の採用試験で求められる英語力とは?

CAになるには英語力が必須ですが、「具体的にどれくらいの英語力が求められるの?」と気になる方も多いと思います。

そこで次に、CAの採用試験で求められる英語力について、詳しく解説します。

キャビンアテンダント(CA)に必要な英語力はTOEIC600点程度

CAに求められる英語力は、TOEIC600点程度です。

多くの航空会社ではCAの応募資格に「TOEIC600点程度の英語力を有すること」と記載しています。

■CA募集要項内に記載されている英語力について

日本航空(JAL) TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有することが望ましい。
全日本空輸(ANA) TOEIC600点程度以上の英語力を有すること。
スカイマーク TOEIC600点程度もしくは英検2級以上程度の英語力を有する方。
スターフライヤー TOEIC600点以上の英語力が望ましい。(中国語、韓国語の能力があれば尚良)
ソラシドエア TOEIC600点以上もしくは同程度の英語力を有する方。

2021年8月に実施されたTOEICの平均点は614.5点であるため、標準的な英語力があればCAに応募することが可能です。

「TOEIC600点程度」は、英検など他の英語試験でどれくらいのレベル?

CAの応募資格には、「TOEIC600点以上、または同程度の英語力」が必要と記載されています。

TOEIC600点と同程度の英語力は、他の英語試験でいうと以下のスコアレベルに該当します。

  • ケンブリッジ英語検定…140~159点
  • 実用英語技能検定…2級
  • GTEC…960~1189点
  • IELTS…4.0~5.0点
  • TEAP…225~308点
  • TEAP CBT…420~595点
  • TOEFL…42~71点

TOEIC以外の英語試験を受験している方は、ぜひこちらの数字も参考にしてください。

実際の業務では特にリスニング力とスピーキング力が重要

英語力を判断する要素として、以下4つのスキルがあります。

  • リーディング
  • ライティング
  • リスニング
  • スピーキング

CAは、この中でも特にリスニング力とスピーキング力が重要となります。

なぜならフライトの中で多くの国や地域のお客様と接するため、英語での会話が必須となるからです。また国際線の場合は、乗務員同士でも英語でコミュニケーションを取る必要があります。

たとえTOEICのスコアが高くても、英語を話せない人も多いです。そのためリスニング力とスピーキング力を高めれば、就職活動でスコア以上の価値をアピールできます。

しかし「どうやって英語力を身につければよいか分からない……」と悩む方もいるのではないでしょうか?そこで、CAに必要な英語力を磨く3つの方法を解説します。

キャビンアテンダント(CA)に必要な英語力を磨く3つの方法

キャビンアテンダント(CA)に必要な英語力を磨く3つの方法

CAに必要な英語力を身につける方法は、主に3つあります。

  • ①独学
  • ②英会話スクール
  • ③キャビンアテンダントを目指す専門学校

特に3つ目の「キャビンアテンダントを目指す専門学校」は、英語力以外にもCAに必要なスキルを学べるためおすすめです。

それでは、順番に解説します。

①独学

英語力は、独学で身につけることが可能です。

英語を学べる次のようなコンテンツを活用すれば、ひとりでも英語力を高められます。

  • 書籍
  • 無料動画
  • アプリ
  • 洋画
  • 洋楽

英語の独学は自分のペースで学習したい方や、学習費用を抑えたい方におすすめです。

ただし、独学は、学習方法の選定や学習進捗の管理なども、全てひとりで行わなければなりません。そのため、自己管理能力が高くないと挫折する可能性もあります。

特に「CAになる」という目標があるなら、途中で挫折すると採用試験に間に合わない危険性もあります。

独学でCAに必要な英語力を身につけるなら、徹底した自己管理が必要なので、難易度が高いです。

②英会話スクール

英語力は、英会話スクールでも習得できます。

英会話スクールでなら、ネイティブ講師と直接会話することが可能です。そのためCAに必要な、リアルなコミュニケーション力を鍛えられます。

英会話スクールは、CAの英語力の中でも特に重要なリスニング力とスピーキング力を磨けるためおすすめです。ただし、CAに必要な他の技術は別で学ぶ必要があります。

③キャビンアテンダントを目指す専門学校

英語力を磨くために、CAを目指す専門学校へ通うのが最もおすすめです。

CAを目指す専門学校でなら、必要な英語をカリキュラムの中で計画的に学べます。また仕事で使う専門的な英語も習得できるため、実践で活かせるスキルを身につけることが可能です。

たとえば東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校のエアーライン英語コースでなら、英語能力別の少人数制クラスで授業を行っています。

自分に合ったレッスンを受けられるため次のようなことがなく、着実に英語力を伸ばすことが可能です。

  • 積極的に質問できない
  • 授業のレベルについていけない
  • レッスン内容が物足りない

さらに専門学校は周りに同じ夢を持つ仲間がいるため、学習へのモチベーションが高まりやすい点もメリットです。東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校なら、有名航空会社から直接指導を受けられるので、CAを目指している人には近道です。

体験入学や個別相談会も随時行っていますので、ぜひ利用してください。

体験入学・個別相談会の詳細はこちら

また、ネット出願なら、24時間いつでもWebから簡単に出願ができます。

ネット出願の詳細はこちら

ここまで読んだ方の中には「英語力以外に、身につけるとよいスキルはあるのだろうか……?」と考える方もいるのではないでしょうか?

CAに英語力は必要ですが、内定は英語力だけで決まるわけではありません。そこで次に、CAになる人が持っていると有利なスキルを3つ解説します。

キャビンアテンダント(CA)になるために、英語力以外にあると有利なスキル

キャビンアテンダント(CA)になるために、英語力以外にあると有利なスキル

CAになるために、英語以外にあると有利なスキルは以下3つです。

  • ①コミュニケーション力
  • ②中国語や韓国語など、英語以外の語学力
  • ③高い人間性とホスピタリティ

順番に見ていきましょう。

①コミュニケーション力

CAになりたいなら、多くの人と円滑に接するコミュニケーション力が重要です。CAは、さまざまな国籍や年齢、性別のお客様と接します。

そのためどのような状況でも、次のようなコミュニケーションスキルが大切です。

  • 自分の言いたいことを伝える
  • 相手の言っていることを正しく聞く
  • 相手の言いたいことを汲み取る

また、CAが現場で一緒になる乗務員は、フライトごとに異なります。したがって初めて会った人とでも円滑に会話し、協力して仕事を遂行できるスキルも求められます。

②中国語や韓国語など、英語以外の語学力

中国語や韓国語など、英語以外の語学力があると、CAの採用に有利に働く場合があります。

近年はアジア圏の観光客が増えていますが、飛行機を利用する人の中には英語を話せない外国人のお客様も多いです。

そのため、日本語と英語以外の外国語が話せる人の需要が大きくなっています。CAを目指すなら第三言語を習得するのもおすすめです。

③高い人間性とホスピタリティ

CAに英語力は必要ですが、それ以上に高い人間性とホスピタリティが求められます。

なぜならCAはさまざまなお客様に喜んでもらえるよう、おもてなしの精神を持って接する必要があるからです。

そのためCAになりたいなら、以下の力を総合的に身につけることをおすすめします。

  • 臨機応変な対応力
  • 創造力
  • リーダーシップ
  • 意欲
  • 忍耐力

ここまでCAになるために、英語力以外にあると有利なスキルについて解説しました。しかし「CAになるために留学は必要……?」など、まだ疑問が残る方もいるでしょう。

そこで次に、CAの英語力についてよくある4つの質問を回答とセットでお伝えします。

キャビンアテンダント(CA)の英語力についてよくある4つの質問

キャビンアテンダント(CA)の英語力についてよくある4つの質問

CAの英語力についてよくある質問は、以下の4つです。

  • ①英語力を身につけるために留学した方がよい?
  • ②英語ができないと、CAの採用試験に応募できない?
  • ③国内線のCAを希望している場合も英語力は必要?
  • ④英語での面接もあるの?

それぞれの質問について、回答とセットで解説します。

①英語力を身につけるために留学した方がよい?

結論から言うと、英語力を身につけるために留学しなくても問題ありません。

CAに必要なのは実践的な英語力ですが、留学しなくても努力によって身につけられます。

ただ、留学すれば外国人と積極的にコミュニケーションを取りやすいです。そのため英語力を高めるために、留学することはとても効率的でおすすめです。

②英語ができないと、CAの採用試験に応募できない?

TOEIC600点以下でも、CAの採用試験に応募できます。CAの採用は英語力のみで判断されるわけではありません。

あなたに英語以外に長けている能力があり、うまくアピールできれば内定が出る可能性もあります。ただし、英語力があった方がCAとしての活躍の場が広がるため、事前に少しでも高いスコアを出す努力が大切です。

また、実際の業務では英語を使うため、活躍するためには、英語は身につけておく必要があります。

③国内線のCAを希望している場合も英語力は必要?

国内線のCAを希望している場合でも、企業によって英語力が必要です。

たとえば国際線も運航している航空会社では、国内線希望でもTOEIC600点ほどの英語力を求める場合もあります。

近年では外国人観光客が増えているため、国内線でも英語で顧客対応する場面も多いです。したがって、国内線のCAを希望していても、なるべく英語力を高めることをおすすめします。

④英語での面接もあるの?

航空会社によっては英語で面接を行う場合もあります。

なぜなら企業は、次の内容などをチェックしたいからです。

  • 最低限の英語力はあるかどうか
  • 常に笑顔でいられるかどうか
  • 伝えようとする姿勢はあるかどうか

英語での面接ではいくつか質問をされ、2〜3回のラリーを行います。質問内容の難易度はそこまで高くなく、高校レベルの英語力で対応できるものが多いようです。

しかしスムーズに受け答えできるよう、英語での面接対策にも力を入れるとよいでしょう。

キャビンアテンダント(CA)になるには英語力が必要!早めの対策が大切!

キャビンアテンダント(CA)になるには英語力が必要!早めの対策が大切!

本記事では、CAに必要な英語力について解説しました。基本的にTOEIC600点程度の英語力があれば、航空会社の採用試験に応募できます。

とはいえ英語力があった方が評価されやすいため、スキルを高められるよう早めの対策がおすすめです。

特に東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校でなら、

  • CAに必要な英語を計画的に学べる
  • CAに欠かせない人間性やホスピタリティも学べる
  • CAの仕事に必要な接客やチームワークが学べる

CAが仕事で利用する専門的な英語を学べたり、レベル別のクラスで学べたりと計画的に英語を学習できます。

また、「心理学やワークを通して学ぶコミュニケーション」、「日本の伝統文化から学ぶおもてなしの心」などのカリキュラムもあるので、人間力とホスピタリティを身につけることが可能です。

さらに、豊富な実習でCAの仕事に必要な接客やチームワークも身につけられます。

大学の学士と同等の資格「高度専門士」も取得でき、CAを目指すために作られた4年制のカリキュラムで、徹底的に必要なスキルを習得しませんか?

本気でCAになりたいなら、ぜひ東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校で学んでみてはいかがでしょうか。

興味があれば、体験入学や個別相談会を利用してください。

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