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留学のメリットは?英語力とグローバルな視点を身につけて未来のキャリアを切り拓こう

現代社会では国際化が急速に進んでいるため、グローバルな視点を若いうちに身につけておくことが大切です。

特に、柔軟な思考力と高い学習能力をもつ10代のうちに海外留学を経験することは、将来の成功に大きく影響すると考えられています。そのため、高校生の間に留学を経験したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、高校生に向けて 留学のメリットや、留学経験が役立つ職種についてお伝えします。留学を考えている人や、少しでも関心がある人は、ぜひ参考にしてください。

留学って本当に良いの?気になる調査結果を大公開

留学って本当に良いの?気になる調査結果を大公開

海外へ留学経験を持つ日本人留学生への調査結果をもとに、留学のメリットをまとめました。

  • 留学経験者の満足度は驚きの90%
  • 留学で身に付いた力は「異文化対応力」

それぞれ解説していきます。

留学経験者の満足度は驚きの96.8%

日本から海外へ留学した585人の学生に対して行われた調査では、実に96.8%もの学生が留学して「大変良かった」または「良かった」と回答しています。この結果から、多くの学生にとって留学は満足度の高い経験であることがわかります。留学を通じて得られる成長と経験の大きさを示しています。

出典:2024年度 調査結果 (2023年4月発行) 海外留学生のキャリア意識と就職活動状況

留学で身に付いた力は「異文化対応力」

留学を経験した学生の多くが、語学力の向上の次に「異文化対応力」が身に付いたと回答しています。

「異文化対応力」とは、自分とは違う文化を持つ相手の考え方や生活習慣を大切にしながら、上手くコミュニケーションをとる力のことです。

グローバル化が進む現代社会では、ますます重要な力になっています。留学は「異文化対応力」を身につける絶好の機会だと言えるでしょう。

留学のメリット

留学のメリット

高校生のうちに留学することで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは以下の5つのメリットを詳しく説明していきます。

  • 英語力が飛躍的に伸びる
  • グローバルな視点とコミュニケーション力が身に付く
  • 自立心と行動力が養われる
  • さまざまな価値観や文化を理解できる
  • グローバルな人とのつながりができる

英語力が飛躍的に伸びる

留学は、英語力を効果的に伸ばすための最適な環境だと言えるでしょう。

留学をすると、英語漬けの環境で生活することになります。授業だけではなく、現地の友人との会話、課外活動への参加、買い物など、日常のあらゆる場面で英語を使うことで、自然と英語力が向上していきます。教科書では学べないネイティブの生きた表現に触れることで、自然な英語力が身に付くでしょう。

グローバルな視点とコミュニケーション力が身に付く

グローバルな視点で物事をとらえる力が身に付くのもメリットの一つです。

留学先では、世界各国から集まった学生たちと一緒に学びます。寮で一緒に生活したり、サークル活動で交流したりする中で、互いの育ってきた文化や考え方の違いを認め、尊重しながらコミュニケーションをとる経験を積むことができます。

このような異文化交流の経験は、将来、国際社会で活躍するための土台となる重要なスキルとなるでしょう。

自立心と行動力が養われる

現地でのさまざまな問題にも自ら行動して取り組むことで、自立心や行動力も身に付きます。

留学生活では、日本にいるときのように周りの人に頼ることができません。親や先生、友人に相談できない環境で、自分の判断で行動する力が求められます。学校での課題や友人関係の悩みも、自分から進んで取り組めば自立心と行動力が身に付くでしょう。

さまざまな価値観や文化を理解できる

留学を通してさまざまな価値観や文化を理解できるようになります。

留学先では、日本とは異なる価値観や文化に触れる機会がたくさんあります。たとえば、食事の習慣や宗教、人との付き合い方など、日本の常識が通用しないことに気づかされるでしょう。現地の人々と交流する中で、自分とは違う考え方や生き方があることを知り、さまざまな考え方や生き方を認め、受け入れる姿勢が身に付きます。

グローバルな人とのつながりができる

留学先では、世界各国から集まった学生たちと交流します。寮や授業、サークル活動などを通じて、育った環境や文化が異なる友人ができるでしょう。

このグローバルな人とのつながりは、将来のキャリアや人生において、大きな財産となります。留学中に出会った友人から、海外での仕事やビジネスの機会を紹介してもらえるかもしれません。

留学で出会った人たちとの絆を大切にし、つながりを保ち続ければ、将来の可能性を広げられるかもしれません。

留学のデメリット

留学のデメリット

留学に興味を持っていても、言葉も文化も違う環境での生活に不安を感じるのは自然なことです。留学のデメリットについても考えておきましょう。

  • 留学費用が高額になる可能性がある
  • 日本の学業や受験勉強への影響
  • 現地での生活や文化になじむ努が必要
  • 目的意識がないと留学の成果が下がる

それぞれ解説していきます。

留学費用が高額になる可能性がある

留学には授業料や滞在費、渡航費など、さまざまな費用がかかります。日本学生支援機構の「海外留学経験者追跡調査」報告書によると、過去15年以内に海外留学経験のある20~40代へのインターネット調査のうち、留学総費用は、「50万円~100万円未満」と回答した人が2割以上となっています。

特に長期留学の場合、費用が高額になる傾向があるため、留学の目的や予算等から総合的に判断して、自分に合った留学先を選びましょう。

出典:独立行政法人 日本学生支援機構 平成30年度海外留学経験者追跡調査 報告書

日本の学業や受験勉強への影響

留学中は、日本の学校の授業から離れることになります。そのため、帰国後に学業面で遅れを感じるかもしれません。

特に受験が近い時期に留学した場合、留学期間によっては、十分な受験勉強の時間が取れないケースもあるでしょう。英語力は伸びても、他の教科の勉強時間が限られてしまうかもしれません。留学のタイミングや期間は、学業や受験スケジュールを考慮し、慎重に決めることが大切です。

現地での生活や文化になじむ努力が必要

言葉や文化の違いから、留学先での生活になじむのに苦労するかもしれません。日本とは異なる習慣や価値観に戸惑うこともあるでしょう。食事の味付けや生活リズムの違いに、なかなか慣れないかもしれません。

現地での生活に慣れないときは、柔軟な心を持つことが大切です。「これも新しい経験のひとつ」と前向きにとらえ、現地の文化を受け入れるように心がければ、きっと充実した留学生活を送れるはずです。

目的意識がないと留学の成果が下がる

留学する際は、明確な目的を持つことが大切です。ただ楽しい海外生活を送るだけでは、留学の成果は半減してしまいます。「語学力を向上させたい」や「専門知識を深めたい」など、具体的な目標を持ちましょう。

留学中、ときには目標を見失いそうになることもあるかもしれません。しかし、自分の留学の目的を思い出し、日々の生活に意識的に取り組めば、充実した留学生活を送れるはずです。

留学経験が有利になる仕事

留学経験が有利になる仕事

グローバル化が進む中で、英語力だけでなく、コミュニケーション能力や異文化対応力など留学で得られるさまざまな力が求められる仕事が増えています。
ここでは留学経験が有利になる仕事として9つの仕事を紹介します。

  • ツアーコンダクター
  • キャビンアテンダント
  • 空港グランドスタッフ
  • ホテルスタッフ
  • 海外営業
  • ITエンジニア
  • コンサルティング
  • 通訳・翻訳
  • 語学教師

興味が湧く仕事があるかチェックしてみましょう。

ツアーコンダクター

ツアーコンダクターは、観光客の現地案内やツアースケジュールの管理を行います。特に海外旅行の場合、現地での観光スポットの案内や、宿泊先でのチェックイン手続きの補助など、さまざまな場面で英語でのコミュニケーション力が求められます。

また、トラブルが発生した際には、現地のスタッフと協力して、適切な対応することが必要です。これらの業務を円滑に進めるには、正確な意思疎通ができる英語力が不可欠です。留学で磨いた語学力と異文化対応力を大いに活かせるでしょう。

キャビンアテンダント

キャビンアテンダントは、飛行機の機内で乗客のサポートを行う仕事です。飛行機に乗り込んだ乗客を出迎え、座席への案内や手荷物の収納を手伝います。飛行中は乗客に食事や飲み物を提供したり、機内販売を行ったりします。さらに、急病人が出た場合の対応や、天候の急変によるトラブルへの対処など、臨機応変な対応が求められます。
特に、国際線では外国人のお客様が多いため、高いレベルの英語力が求められます。留学経験者は、海外生活で身につけた英語力を存分に発揮できるでしょう。また、異文化コミュニケーションの経験も、さまざまな乗客へのサービスを提供するうえで強みになります。

グランドスタッフ

グランドスタッフは、空港のカウンターや搭乗ゲートで、チェックイン手続きや搭乗案内など、旅行者が快適に空の旅ができるようにサポートします。さらに、飛行機を定刻通りに運航する役割も担っています。飛行機が遅れた場合は他のスタッフと連携し、遅れを最小限に抑えるための対応が求められる場合もあります。

定型的な英語を話すだけではなく、予期せぬトラブルに対応できる英語力が必要です。留学で得た英語力や異文化対応力を活かしながら活躍できるでしょう。

ホテルスタッフ

ホテルスタッフは、チェックインの手続きや、客室の設備の説明、レストランの予約など、お客様が快適にホテルでの時間を過ごせるようにサポートします。お客様のニーズを汲み取った接客力とホスピタリティが求められます。

世界各国から訪れる観光客をおもてなしするには、特に英語力が必須です。日本を訪れる外国人観光客の数が増加傾向にあるため、英語力を必要不可欠とするホテルが増えています。さらに、外資系ホテルでは、上司や同僚が外国人であるケースが少なくありません。

海外営業

海外営業は、海外の取引先との交渉や、国際的な販売促進プロジェクトの推進などに携わります。自動車やIT業界などグローバル展開を積極的に薦めている企業に求められる職種です。

海外営業の仕事では、言語の壁を越えて、海外の相手と信頼関係を築くことが求められます。そのような状況で、留学経験は大きな強みになるでしょう。留学を通じて現地の文化や習慣を理解し、語学力を身につけているため、海外の相手とスムーズにコミュニケーションを取ることができます。

ITエンジニア

ITエンジニアは、コンピューターやインターネットを活用して、生活を便利にするサービスを作る仕事です。たとえば、SNSやショッピングサイト、ゲームアプリなどを開発したり、企業の業務を自動化するシステムを設計したりします。

最新の技術トレンドや開発手法に関する情報の多くは、英語で発信されています。それらを素早く理解するためにも英語力は重要なスキルの一つです。

さらに、世界規模の開発プロジェクトでは、外国人エンジニアとの連携が欠かせません。留学で身につけた語学力で、国際的なプロジェクトで活躍する機会が広がるでしょう。

コンサルタント

コンサルタントは、組織が抱えるさまざまな問題を解決するための支援を行う仕事です。起業の経営を助ける戦略系コンサルタント、ITや金融などの専門知識が必要なコンサルタントなどいくつかの分野に分かれており、それぞれの分野によって仕事の内容も異なります。

たとえば、お客様が外資系企業である場合は、企業文化やビジネスの習慣をよく理解したうえで、留学経験者は、外国語でのコミュニケーションに慣れ、異文化への理解も深めているため、お客様のニーズを的確に理解した最適な解決策を提案できるでしょう。

通訳・翻訳

通訳・翻訳の仕事は、言語の壁を越えてコミュニケーションを円滑にする重要な役割を担っています。グローバル化が進む現代社会において、通訳・翻訳の需要は高まっています。

通訳は、ある言語で話された内容を、別の言語に置き換えて、お互いを理解できるようにサポートする仕事です。一方翻訳は、海外の小説やビジネス文書、映画などを別の言語に置き換える仕事です。高い語学力があれば、難しい内容でも正確に伝えられるでしょう。

語学教師

語学教師は、外国語を学ぶ学習者に対して、文法や語彙、発音などの言語スキルを指導する仕事です。勉強、仕事、旅行など、さまざまな場面で外国人とスムーズにコミュニケーションが取れるよう、外国語の習得を支援します。

指導する言語が堪能なことはもちろん、生徒も子どもから社会人までさまざまで、学習者の語学レベルや学習目的もそれぞれ異なるため、それぞれの対象者に適したきめ細かい指導スキルが求められます。

留学を成功させるコツ

留学を成功させるコツ

高校生活の貴重な時間を使って留学をするのなら、後悔のない充実した留学にしたいものです。

ここでは事前準備から心得ておきたい、留学を成功させるコツを3つ紹介します。

  • 目的意識を明確に持つ
  • 目的が達成できる留学先や期間を慎重に選ぶ
  • 留学経験を将来のキャリアに活かすビジョンを持つ

それぞれ説明していきます。

目的意識を明確に持つ

留学の目的を明確にすることが重要です。たとえば、「語学力を向上させたい」や、「専門知識を身につけたい」など自分が留学を通して何を達成したいのかを具体的にイメージしましょう。

目的意識を持つことで、目的に合った学校やプログラムを選択でき、留学先での学びや経験がより充実したものになるでしょう。

目的が達成できる留学先や期間を慎重に選ぶ

自分の目的に合った留学先と期間を慎重に選ぶことも大切です。語学力の向上を目指すなら、集中的に語学学習ができる環境が整った国や学校を選びましょう。異文化理解を深めたいなら、多様な文化が共存する国や地域を選ぶのもよいかもしれません。

また、目的や予算に合わせて留学期間を決めることが重要です。無理のない計画を立て、充実した留学生活を送れるようにしましょう。

留学経験を将来のキャリアに活かすビジョンを持つ

留学を将来のキャリアに活かすためには、留学先での学びや経験を通して、自分の将来像を明確にしていくことが大切です。専攻分野の選択や課外活動への参加など、さまざまな機会を通じて自分の興味や関心を見つめ直し、将来やりたいことを具体的にイメージします。

さらに、留学で得た知識やスキルを活かし、グローバルに活躍できる人材になることを目指しましょう。帰国後も、留学経験を自分の強みとして活かす意識を持つことが大切です。

留学したいなら、海外プログラムがある専門学校がおすすめ

留学したいなら、海外プログラムがある専門学校がおすすめ

留学をしたいなら、海外プログラムがある専門学校もおすすめです。大学と比べて、より実務に直結した実践的なトレーニングができるため、仕事に役立つ英語力を身につけられます。

東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校には、英語力を高められる独自のプログラムがあります。在学中に「海外語学留学」や「海外インターンシップ」を実施しています。

半年かけて実施するオーストラリア長期語学留学では、ホームステイを経験し、ホストファミリーと一緒に生活しながら、実践的な英語力を身につけることができます。さらに、現地の提携校に通い、世界各国から集まった留学生とともに英語を学ぶことで、英語力が集中的に鍛えられるでしょう。

英語力をしっかり身につけた後は、「海外インターンシップ」に参加できるのも東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校の魅力のひとつです。現地のホテルで働いた経験は、将来の就職に役立つ貴重な機会となるでしょう。

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