世界の空港の一覧！2023年度版の総合ランキングTOP10も紹介

「世界にはどんな空港があるのかな？」

という好奇心を持つ人もいるでしょう。

そこでこの記事では、世界の空港の一覧や2023年度版の総合ランキングTOP10を紹介していきます。また、 世界の空港で働くために必要なことも解説しています。

世界の空港について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

世界の空港数の一覧

私たちが国内外の旅行や出張で利用する飛行機。その飛行機を利用するための空港は、世界にいくつあるのでしょうか。

一般財団法人 日本航空機開発協会が2019年に発表した「世界各国の空港数」によると、世界にある空港数は合計3,526か所です。

日本が承認している世界の国の数は196ヵ国のため、空港数は国の数より約17倍も多い計算になります。

世界の空港数一覧は、以下のとおりです。

世界の空港一覧を確認すると、ひとつの国に複数の空港があることがわかります。

空港数を州別で見ると、日本があるアジアは977か所と、アメリカ方面についで2番目に多い州でした。

アジア方面のみの国別で見た場合は、中国236か所、インドネシア125か所に続いて日本の空港数は97か所と3番目で、世界ランキングで見るとインドと同順位の8番目に空港数が多い国となっています。

参考：一般財団法人 日本航空機開発協会
参考：外務省

世界の主要な空港

国際空港の管理者団体である国際空港評議会（ACI）が発表した、2021年に国際線の利用客が多かった世界の主要な空港は、以下の表のとおりです。

アラブ首長国連邦にあるドバイ国際空港は世界の主要な空港のひとつで、国際線旅客数が3年連続1位です。1日平均79,755人（29,110,609人÷365日）と、多くの人が利用しています。

トルコのビーチリゾートのアンタルヤ国際空港は、2020年の31位から8位へと一気に旅客数を伸ばしています。メキシコのカンクン国際空港も同様に、28位から10位へと順位を上げました。

2つの順位が急激に上昇した理由は、新型コロナウイルスにより控えられていたリゾート地への海外旅行ができるようになったことが、ひとつの要因として挙げられるでしょう。

参考：国際空港評議会（ACI）

世界の素晴らしい空港ランキング総合TOP10

ここからは航空関係の格付け会社のスカイトラックス社が、550以上の空港を対象にした調査をもとに解説します。

世界の素晴らしい空港ランキング総合TOP10の空港は、いずれも顧客満足度調査の結果をもとに集計をおこなっているため、顧客サービスと施設を評価しているランキングになっています。

たとえば、入国管理スタッフの態度や保安検査場での待ち時間、洗面所の清潔さ、子供の遊び場と施設、Wi-Fiサービスの規格など多彩な項目から調査がおこなわれました。多くの調査項目を確認したうえで受賞に値すると判断された空港TOP10は、以下のとおりです。

• 1.シンガポール・チャンギ空港：シンガポール
• 2.ハマド国際空港：カタール
• 3.東京国際空港（羽田空港）：日本
• 4.仁川国際空港：韓国
• 5.パリ・シャルル・ド・ゴール空港：フランス
• 6.イスタンブール空港：トルコ
• 7.ミュンヘン空港：ドイツ
• 8.チューリッヒ空港：スイス
• 9.成田国際空港：日本
• 10.マドリード・バラハス空港：スペイン

各空港の概要や特徴、受賞名を含めて紹介していきます。

参考：スカイトラックス　World Airport Awards

1. シンガポール・チャンギ空港：シンガポール

• アジアで最高の空港 2023：1位
• 最高の空港 2023：3,000〜4,000万人の乗客：1位
• 世界のベスト空港ホテル 2023：1位（Crowne Plaza Changi Airport）
• アジアのベスト空港ホテル 2023：1位（Crowne Plaza Changi Airport）
• ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023：1位
• 世界で最もクリーンな空港 2023：2位
• アジア：最もクリーンな空港 2023：2位
• ワールド ベスト エアポート スタッフ 2023：2位
• アジア：ベスト エアポート スタッフ 2023：2位
• 世界で最も家族に優しい空港 2023：2位
• 世界最高の空港入国管理局 2023：2位
• 世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023：2位
• ワールド ベスト エアポート ショッピング 2023：3位
• 世界最高のPRM＆アクセシブル施設 2023：4位
• 世界最高の空港内アート 2023：4位

世界で最高の空港1位に選ばれたシンガポール・チャンギ空港は、東南アジアで利用者が多い空港のひとつです。

今回で12回目の1位受賞となるこちらの空港は、ショッピングやダイニング、エンターテイメントに至るまで利用者が楽しく過ごせる空間を提供しています。

2,000本以上の木々に囲まれた樹木のある空港内の庭園で身体をリフレッシュしたり、バタフライガーデンやサンフラワーガーデンなど、家族で楽しめる小スペースのガーデンエリアも魅力です。

無料で利用できる映画館やエンターテイメント・コーナーや、シンガポールで一番高い12mの滑り台などがあり、家族での旅行や1人旅など、さまざまなタイプの旅行客が快適な待ち時間を過ごせる施設が多数用意されています。

また、郷土料理と世界料理を満喫できる空港の公共エリアには、24時間営業しているダイニングが40以上あります。時間にとらわれずおいしい食事ができるため、「ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023」1位もうなずけるでしょう。

2.ハマド国際空港：カタール

• 中東で最高の空港 2023：1位
• 最高の空港 2023：3,000〜4,000万人の乗客：1位
• 中東：最もクリーンな空港 2023：1位
• ワールド ベスト エアポート ショッピング 2023：1位
• 中東のベスト空港ホテル 2023：2位（Hyatt Regency Oryx Doha）
• 中東：ベスト エアポート スタッフ 2023：2位
• 世界最高の空港内アート 2023：2位
• 世界で最もクリーンな空港 2023：3位
• 世界で最も家族に優しい空港 2023：3位
• 世界最高の手荷物配達空港：3位
• 世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023：10位

世界で最高の空港2位に選ばれたハマド国際空港は、カタールの首都ドーハにある国際空港です。

2014年に開港された比較的新しいこの空港は世界でも有名な建築物で、アジアとヨーロッパへの乗り継ぎをするハブ空港として利用する人が増えています。

空港内には138か所のチェックインカウンターが設置され、スムーズな保安検査や豊富な手荷物カート、500台以上準備されたベビーカーなど利用者が使いやすいように配慮されています。

ターミナル中央では大きなテディベアが空港を照らすライトとして出迎えてくれ、乗り継ぎの合間のリラックスタイムとしてリクライナー付きの休憩室の利用も可能です。

顧客サービスと施設を評価している、スカイトラックスの受賞2位も納得できる設備とサービスといえるでしょう。

3.東京国際空港（羽田空港）：日本

• 最高の空港 2023：5,000〜6,000万人の乗客：1位
• 世界で最もクリーンな空港 2023：1位
• 世界最高のPRM＆アクセシブル施設2023：1位
• 世界最高の国内空港 2023：1位
• アジアで最高の空港 2023：2位
• アジア：最もクリーンな空港 2023：1位
• 世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023：4位
• ワールド ベスト エアポート スタッフ 2023：3位
• アジア：ベスト エアポート スタッフ 2023：3位
• 世界最高の手荷物配達空港：6位

世界で最高の空港3位に輝いた日本の羽田空港は、国際線・国内線を備えた世界でも利用者が多い空港のひとつです。隅々まで清掃が行き届いた非常に清潔な空港で、「世界で最もクリーンな空港」として8年連続で世界1位を受賞しています。

3つあるターミナルによって航空会社が異なる羽田空港は、バスやモノレール、鉄道などを利用してターミナル間の容易な移動が可能です。

また、エアポートコンシェルジュがサービス介助士資格を取得や手話検定を受験するなど、お客様が安心して空港を利用できるターミナルづくりにも取り組んでいます。

移動サポートがしっかりしている空港として、「世界最高のPRM＆アクセシブル施設」で5年連続1位を受賞しているのも納得の結果でしょう。（PRMとは、Persons with Reduced Mobilityの略で、高齢者、障がいのある方や怪我をされた方のこと）

空港内には8時前から22時以降まで営業しているレストランやショップ、免税店などが並び、疲れた身体を癒すマッサージ店も複数設置されています。

また、羽田空港ではクリーンロボットや翻訳関連ロボットの導入実験、次世代型電動車いすの試験走行などを順次おこなっており、さらなる利用の向上を目指しています。

4.仁川国際空港：韓国

• 最高の空港 2023：1,000〜2,000万人の乗客：1位
• 世界最高の空港入国管理局 2023：1位
• ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023：3位
• ワールド ベスト エアポート スタッフ 2023：1位
• アジア：ベスト エアポート スタッフ 2023：1位
• アジアで最高の空港 2023：3位
• アジア：最もクリーンな空港 2022：3位
• 世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023：3位
• 世界最高のPRM＆アクセシブル施設 2023：3位
• 世界で最も家族に優しい空港 2023：4位
• 世界最高の手荷物配達空港：4位
• 世界で最もクリーンな空港 2023：7位
• ワールド ベスト エアポート ショッピング 2023：8位
• 世界最高の空港内アート 2023：8位

世界で最高の空港4位の仁川国際空港は、韓国の首都ソウル郊外にあるアジア最大級の空港のひとつです。

「ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023」3位を受賞した、仁川国際空港のレストランの数は250店舗以上。カフェやファストフードなどが多数並び、お気に入りのお店を見つけやすくなっています。

ほかにも、100以上の免税店や31の店舗など空港内にはショッピングできるお店が多いため、飽きることなくショッピングを楽しめます。

また、空港内では韓国の伝統国楽の演奏が聞ける公演が1年中おこなわれたり、出国ゲートまで演奏会場の一部になっているなど、搭乗までの間にも韓国の芸術を楽しむことが可能です。

「世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023」3位を受賞している仁川国際空港は、金属探知機では見つけられないセラミック素材の危険物も探知できる全身スキャナーを導入しています。食やショッピング、文化、セキュリティにいたるまで安心して利用できる空港です。

5.パリ・シャルル・ド・ゴール空港：フランス

• ヨーロッパで最高の空港 2023：1位
• 西ヨーロッパで最高の空港 2023：1位
• 最高の空港 2023：5,000〜6,000万人の乗客：2位
• ヨーロッパ：ベスト エアポート スタッフ 2023：3位
• ヨーロッパ：最もクリーンな空港 2023：5位
• 世界で最も家族に優しい空港 2023：5位
• 世界最高のPRM＆アクセシブル施設 2023：9位
• ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023：9位

5位のパリ・ シャルル・ ド・ ゴール空港は、年間5,000〜6,000万人の乗客が利用するヨーロッパ最大級の空港です。

空港内にはビジネスクラスやラ・プルミエール（ファーストクラス）の利用客が無料で使えるラウンジがあります。

シャワールームやエステ、スパ、シャンパンサービスなどは、ラウンジオプションを購入した人も利用可能です。

乗り継ぎの待ち時間に利用すれば機内でこわばった身体もリフレッシュでき、「ヨーロッパで最高の空港 2023」1位にふさわしい、至福のひとときを過ごせるでしょう。

6.イスタンブール空港：トルコ

• 南ヨーロッパで最高の空港 2023：1位
• ベスト空港 2023：6,000万人以上の乗客：1位
• 世界で最も家族に優しい空港 2023：1位
• ヨーロッパで最高の空港 2023：2位
• ワールド ベスト エアポート ショッピング 2023：2位
• ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023：2位
• 世界最高のPRM＆アクセシブル施設 2023：5位

トルコのイスタンブール空港は6位に選ばれました。2019年に全面開港した新しい空港です。現在も空港の開発は続いており、最終的には年間2億人が利用する世界最大規模の空港になるとされています。

出発フロアには、トルコ国産オリジナルメーカーや世界的に有名なブランドなど、さまざまなショップが立ち並んでいます。「ワールド ベスト エアポート ショッピング 2023」2位も納得の非常に広大な免税店エリアで、搭乗までの時間を余すことなく満喫できるでしょう

空港内には24時間営業のカフェやレストランが多数あり、世界3大料理のひとつともされるトルコ料理はもちろん、世界各国の料理が楽しめます。

「南ヨーロッパで最高の空港 2023」「ベスト空港 2023：6,000万人以上の乗客」「世界で最も家族に優しい空港 2023」など、数々の部門で1位に輝いています。

7.ミュンヘン空港：ドイツ

• 中央ヨーロッパで最高の空港 2023：1位
• 最高の空港 2023：3,000〜4,000万人の乗客：3位
• ヨーロッパのベスト空港ホテル 2023：2位（Hilton Munich Airport）
• ヨーロッパ：ベスト エアポート スタッフ 2023：1位
• ヨーロッパで最高の空港 2023：3位
• ヨーロッパ：最もクリーンな空港 2023：7位
• ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023：6位

7位にランクインしたミュンヘン空港は、年間3,000〜4,000万人の乗客が利用するドイツの空港です。

空港内には飲食店に加えて、薬局やヘアサロンやスーパーなど120以上の店舗があります。高級ブランド品も購入できるため、空港内でショッピングを楽しむことが可能です。

また、高級感あふれるラウンジも複数完備しているので、飛行機の待ち時間をゆっくり過ごせるでしょう。

空港の周辺にはヒルトンをはじめとした多数の良質なホテルがあり、宿泊環境も充実しています。

そのため、「中央ヨーロッパで最高の空港 2023」では1位、「ヨーロッパのベスト空港ホテル」では2位を受賞するなど、各方面で評価されています。

8.チューリッヒ空港：スイス

• ベスト空港 2023：2,000〜3,000万人の乗客：1位
• 世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023：1位
• 中央ヨーロッパで最高の空港 2023：2位
• ヨーロッパ：最もクリーンな空港 2023：2位
• ヨーロッパで最高の空港 2023：4位
• 世界最高のPRM＆アクセシブル施設 2023：6位
• ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023：6位
• 世界で最もクリーンな空港 2023：9位
• ワールド ベスト エアポート ショッピング 2023：10位
• 世界最高の手荷物配達空港：10位

8位に選ばれたのは、スイスのチューリッヒ空港です。

チューリッヒ空港ではセキュリティチェック（保安検査）にこだわっており、ゲートエリアごとに点在していた保安検査場を1か所に集約することでより効率的に検査ができるようになりました。

さらに、シェンゲン協定を結んでいるヨーロッパ国家間を長期旅行する際、出入国検査が不要な人のゲートを分けることで混雑を緩和し、待ち時間を大幅に短縮しました。

セキュリティチェックを通過したあとは、ショッピングやお食事を楽しめます。

セキュリティチェックが評価され、「世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023」を受賞しました。

9.成田国際空港：日本

• 最高の空港 2023：1,000〜2,000万人の乗客：2位
• アジアで最高の空港 2023：4位
• 世界で最もクリーンな空港 2023：5位
• 世界最高の空港セキュリティスクリーニング 2023：7位
• 世界最高の手荷物配達空港：9位
• ワールド ベスト エアポート ダイニング エクスペリエンス 2023：10位

9位にランクインした成田空港は、日本最大規模の国際空港のひとつです。

また、ターミナルの一角にはシャワールームや仮眠室、カプセルホテルが常設されており、早朝フライトや乗り継ぎの合間の利用に最適です。日本一の長さの滑走路を見渡せる展望デッキで待ち時間を過ごすのも旅の楽しみのひとつでしょう。

2015年にLCC専用の第3ターミナルが新たに開港し、低価格で旅行を楽しめるローコスト空港としても利用客が増加中。このターミナルは「​​世界最高のローコスト空港ターミナル 2023」で4位を受賞しました。

低価格で旅行が楽しめる成田国際空港は、「最高の空港 2023：1,000〜2,000万人の乗客」では2位、「アジアで最高の空港 2023」では4位と高評価を得ています。。

10.マドリード・バラハス空港：スペイン

• 南ヨーロッパで最高の空港 2023：2位
• 最高の空港 2023：5,000〜6,000万人の乗客：3位
• ヨーロッパで最高の空港：5位
• ヨーロッパ：最もクリーンな空港 2023：6位
• ヨーロッパ：ベスト エアポート スタッフ 2023：6位

10位に選ばれたマドリード・バラハス空港は、昨年の16位から大幅に順位を上げてTOP10にランクインしました。4つの空港ターミナルがあり、年間5,000〜6,000万人の乗客が利用しています。

世界でも人気のある観光地・スペインの玄関口だけあり、市内までのアクセスは良好。現代的な施設を多数備えているのも特徴で、レストランやショッピング、礼拝室などさまざまな文化を持つ旅行客に対応しています。

世界に誇る日本の空港！部門別ランキング

日本の空港は、先ほども紹介した航空関係の格付け会社のスカイトラックス社の部門別のランキングでも、高い評価を受けています。

• 世界で最も清潔な空港は8年連続で羽田空港が1位
• 羽田空港は国内線の使いやすさでも11年連続で1位
• 関西国際空港は手荷物の紛失25年間ゼロと5年連続で1位

それぞれ解説していきます。

世界で最も清潔な空港は8年連続で羽田空港が1位

羽田空港は8年連続で「世界で最も清潔な空港」に選ばれました。

羽田空港を利用したことがある人であれば、「空港内がいつもキレイだな」と感じることがあるでしょう。 羽田空港には700人以上の清掃員が在籍しています。

清掃員に加えて空港内に汚れがないかチェックしている巡回スタッフもいるため、 役割分担をしながら清潔さを保っているのです。

参考：日本空港ビルデング株式会社
参考：東洋経済オンライン

羽田空港は国内線の使いやすさでも11年連続で1位

羽田空港は清潔さに加えて、国内線の使いやすさも評価されています。

このランキングでは、10年連続で1位に輝いています。1位になった理由はターミナルの使いやすさとアクセスのよさです。

羽田空港は第1ターミナルを中心にして第2ターミナルと第3ターミナルに分かれていますが、ターミナル間の移動時間が短く、乗り継ぎもしやすい設計になっています。

参考：日本空港ビルデング株式会社
参考：羽田空港

中部国際空港（セントレア）は中規模空港として多角的に高評価

「主に短距離から中距離路線が運航され、長距離国際路線の主要ハブではない空港」を対象とした顧客サービス評価「世界最高の地域空港（The World’s Best Regional Airports） 2023」で1位を獲得した中部国際空港。「世界最高の空港 2023」でも16位となっています。

他にも、「​​世界最高のローコスト空港ターミナル 2023」「最高の空港 2023：500万人未満の乗客」でともに1位を獲得するなど、中規模の空港として非常に大きな評価を得ています。

環境を考えた取り組みや、ユニバーサルデザインの採用など、環境にも人にもやさしい空港です。

参考：中部国際空港株式会社

世界の空港で働くためには高い英語力とホスピタリティが必要

「将来は世界の空港で働きたい」と思っている人もいるでしょう。

世界の空港で働くためには、高い英語力とホスピタリティが求められます。これは、世界中のさまざまなお客様のご対応をする必要があるからです。

とはいえ、高い英語力やホスピタリティを独学で身につけることは難しいでしょう。

そこでおすすめなのは、専門学校で学ぶことです。

東京ホテル・観光＆ホスピタリティ専門学校のキャビンアテンダントコースでは、世界の空港で通用するレベルの高い英語能力と、ホスピタリティを身につけるためのカリキュラムを用意しています。

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世界の空港で働きたいと思っている人は、ぜひ活用ください。

世界の空港に関するよくある質問

世界の空港に関するよくある質問は、以下のとおりです。

• 世界で最も大きな空港は？
• 世界で最も利用者数が多い空港は？
• ハブ空港とはどのような空港のこと？
• 世界のおもしろい空港にはどんなところがある？

ひとつずつ説明していきます。

世界で最も大きな空港は？

サウジアラビアにあるキング・ファハド国際空港が世界で最も大きな空港です。

面積は約780平方キロメートルで、ギネスブックにも「世界記録」として載っています。シンガポールの国有面積は約720平方キロメートルなので、シンガポールよりも広い空港になります。

なお、羽田空港の面積が約15平方キロメートルなので、実に52倍以上の大きさです。

世界で最も利用者数が多い空港は？

国際空港評議会（ACI）の2021年の調査によると、アメリカ合衆国ジョージア州にある、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港が利用者が最も多い空港です。

年間の乗客数 は約7,570万人にもなりました。国土交通省の令和3年「空港管理状況調書」によると、羽田空港の国際線の年間乗客数は約82万人なので、約92倍の利用者です。

ハブ空港とはどのような空港のこと？

ハブ空港とは、国際線や国内線が多く集まっており、目的地にたどり着くための中継の拠点として機能する空港のことです。

世界の主要なハブ空港としては、ロンドンのヒースロー空港やドイツのフランクフルト空港、アメリカのロサンゼルス国際空港、アジアではシンガポール・チャンギ空港などが挙げられます。

世界のおもしろい空港にはどのようなところがある？

世界のおもしろい空港としては、オランダのスキポール空港があります。

空港内に美術館があり、アートを楽しめます。また、カジノもあるため、18歳以上であればスロットマシンやルーレットで遊ぶことが可能です。

さらに、2010年には世界初となる空港内の図書館も開館し、搭乗を待つ間に読書もできます。

まとめ：世界の空港で働きたいなら専門学校がおすすめ

世界の空港で働きたいと考えているなら、英語力とホスピタリティを身につけられる専門学校がおすすめです。

東京ホテル・観光＆ホスピタリティ専門学校なら、世界で通用する英語力とホスピタリティを学べる環境を用意しています。

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「少人数制度」「レベル別クラス」といった制度も採用しているので、効率的に自分の英語力を伸ばしていけます。

また、在学中に「海外実習研修」「海外語学留学」「海外専門留学」の経験が可能です。
※社会情勢によっては開催できない場合もあります。あらかじめご了承ください。

また、「Wメジャーカリキュラム」で、別の専攻の授業を追加料金なしで受講が可能です。たとえば、「航空業界に加えて観光業界についても学びたい」という場合でも、幅広く学べます。

さらに、「ワーク＆スタディ」プログラムでは、学校に通いながら、アルバイト情報誌には掲載されないような企業で経験を積みながら収入を得ることが可能です。

「就職サポート」も充実しており、一人ひとりの夢を叶えるために個別での面接や履歴書の対策をおこなっています。企業とのつながりを活かした合同企業説明会やインターンシップも開催。生涯就職サポートにより、卒業後の再就職や転職の際も安心です。

校舎には、空港カウンターなどの接客シミュレーションができる施設をはじめ、多くの実習室があります。落ち着いた上質な空間で、じっくり学ぶことができるのも魅力です。

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