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英語は就職に有利?求められるレベルや語学力を伸ばす方法も紹介!

「英語を活かして就職したい」と考えていても、次のような疑問があるかもしれません。

「就職で求められる英語のレベルはどのくらい?」
「英語を活かせる就職先にはどのようなものがあるの?」

この記事では、求められる英語レベルや就職先を解説していきます。

「英語を使う仕事に就職するためのポイント」や「就職で有利になるレベルまで語学力を伸ばす方法」も解説するので、ぜひ参考にしてください。

英語は就職に有利?

英語は就職に有利?

英語を話せると就職に有利になります。TOEICを運営している一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会がおこなった「英語活用実態調査2019(企業・団体)」によると、調査対象の約50%がTOEICのスコアを採用の要件や参考にしていると回答しました。

同じく一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会がおこなった「ビジネスで求められる英語力&TOEICの活用実態」でも、人気の企業の約57%以上が採用で英語力を考慮するという結果が出ています。

TOEICのスコアが募集の最低条件となっていることもあるので、英語力はあったほうが有利といえます。

英語を使う仕事と求められる英語のレベル

英語を使う仕事と求められる英語のレベル

英語を使う仕事は多岐にわたります。求められる英語のレベルは、仕事によってさまざま。あなたが気になっている仕事や、自分の英語レベルにあったものをチェックしてみましょう。

なお、掲載しているTOEICの点数の目安は求人募集する際の最低限の条件です。実際に仕事をするうえでは、掲載している点数以上のスキルが必要になってくることもあるため、目安にしてください。

英語を使う仕事と求められる英語のレベル
TOEICの点数の目安 業務内容
キャビンアテンダント 600点以上 ・航空機内で乗客にサービスをおこなう
・離着陸前の安全確認、急病人への対応など
・全ての乗客に公平なサービスができる英語力が必要
グランドスタッフ 550点以上 ・空港内での搭乗手続きや搭乗案内などの接客業務
・航空機への搭乗前と降りたあとの対応
・海外の方が安心して空港を利用できるように、コミュニケーションがとれる程度の英語力が必要
パイロット 785点以上 ・航空機の操縦や計測器の観察、地上との伝達などをおこなう
・航空管制官のと英語で会話するため高い英語力が必要
航空管制官 700点以上 ・空港の管制塔やレーダー管制塔などで航空機の離着陸の許可や走行指示を出す
・スムーズに指示を出せる英語力が必要
ツアーコンダクター 600点以上 ・観光客の現地案内やスケジュール管理をおこなう
・参加者と現地の方をつなぎ旅行を円滑に進める
・正確な意思疎通ができる英語力が必要
ホテルスタッフ 700点以上 ・ホテルや旅館を利用するお客様の対応
・ホテルによって求められる英語力が異なる
・コミュニケーションがとれる程度の英語
コンシェルジュ 800点以上 ・宿泊されたお客様の要望に対応する
・ホテルによって求められる英語力が異なる
・お客様の要望が理解できる英語力が必要
ホテル支配人 650点以上 ・ホテルススタッフのマネージメント
・ホテルの品質管理
・お客様とコミュニケーションがとれる英語力が望ましい
ツアープランナー 800点以上 ・パッケージツアーの企画
・利用する宿泊先や交通機関の手配
・現地の方とのコミュニケーションや、資料を正確に理解できる英語力が必要
ツアーガイド 800点以上 ・現地に到着した際のお出迎えや観光地案内などのサポートをおこなう
・観光地の文化や習慣を魅力的にわかりやすく伝えられる英語力が必要
インバウンドオペレーター 800点以上 ・コールセンターで、商品の受注、宿泊・座席などの予約、資料請求の受付などのお問い合わせ対応などをおこなう
・海外からのお問い合わせにも対応できる英語力が必要
ランドオペレーター 800点以上 ・旅行先のホテルやレストラン、ガイドなどの手配・予約を旅行会社より委託されておこなう
・予約代行や顧客対応ができる英語力が必要
ITエンジニア 600点以上 ・システムエンジニア、プログラマー、サーバーエンジニアなどの「情報技術職」
・コンピューターの動作に欠かせないシステムを設計する
・海外情報を理解できる英語力が望ましい
入国審査官 受験時に指定は特になし ・日本に入国する外国人の出入審査、在留資格審査、出入国管理をおこなう仕事
・対応するのは海外の方がメインとなるため、英語での会話力必要
通関士 600点以上 ・輸出入業務や海外商品の買い付け、海外に商品を販売するときなど、税関を通すための書類審査をおこなう
・英文が多い貿易関連の書類を処理できる英語力が必要
バイヤー 800点以上 ・消費者のニーズに合わせて、海外からの買い付けをおこなう
・伝えるべきことを的確に伝え、相手に理解してもらえる英語力が必要
ファンドマネージャー 800点以上 ・金融資産を運用する専門家
・株式の銘柄、企業情報の分析、売買するタイミングを検討する
・正しく海外の金融市場を理解する英語力は必要
児童英語講師 650点以上 ・中学生以下(0〜12歳)の子どもに英語を楽しませながら教える
・年齢層が低いため英語力はそこまで高くなくてOK
英語保育園 650点以上 ・0〜6歳までの就学前の幼児を預かりながら英語を教える
・幼児が楽しめるように英語を教えられるスキルが必要
英語教員 730点以上
※エリアによっては900点以上
・中学校や高校などで英語を教える
・授業は英語でおこなうことが基本
・高い英語力が必須
留学コンサルタント 700点以上 ・留学を希望する方に情報を提供したり、支援をし、留学に関するアドバイスをおこなう
・留学先の入学手続きや、滞在先の手配をスムーズにおこなう英語力が必要
特許技術者 850点以上 ・特許を出願する際の要約書や明細書などを作成
・英文で特許明細書を作成する必要があり、内容確認が必要なため、英語力が不可欠
弁理士 800点以上 ・特許権や意匠権、商標権、実用新案権などの知的財産権を取得したい場合に、特許庁に代理で出願手続きをおこなう
・申請する国の弁護士や弁理士とコミュニケーションをとりながら書類を作り上げるため、英語力が必須
公認会計士 900点以上 ・財務諸表を第三者の立場からチェックする監査業務をおこなう
・コンサル業務や税務業務もなども担う
・部署によっては、海外企業とコミュニケーションがとれる英語力が必要
通訳者 900点以上 ・話した内容を相手がわかる言語に置き換えて、お互いを理解できるようにサポートする仕事
・相手が内容を理解できるよう通訳できる高い英語力が必要
翻訳家 950点以上 ・海外の小説やビジネス文書、映画などの翻訳をおこなう
・各業界の専門知識や文化、歴史、宗教などを調べて翻訳していくため、高い英語力が必要
英文速達記者 900点以上 ・英語でおこなわれる会議やインタビューなどをパソコンに打ち込んで記録する
・正しく英訳ができる英語力が必要

英語を使う仕事をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

高収入?英語を使う仕事一覧!就職するために必要なポイントも紹介|その他業界|業界コラム

英語ができると有利な職業・就職先

英語ができると有利な職業・就職先

英語ができると、さまざまな業界への就職が有利になります。
具体的には、下記のような業種があります。

  • ホテル業界
  • 旅行業界
  • 航空業界
  • 金融業界
  • IT業界
  • 教育業界
  • 翻訳・通訳業界

また、同じ業界でも職種は多種多様です。

この章では、業界別でどのような職業があるのか詳しく紹介していきます。あなたの気になる業界をぜひチェックしてみてくださいね。

ホテル業界

ホテルや旅館の利用者が快適に過ごせるようサービスを提供するのがホテル業界の仕事です。

ホテルには、宿泊客、レストラン利用者、結婚式場など、世界中から多くの人が訪れます。そのため、お客様とコミュニケーションがとれるレベルの高い英語力を求められます。

ホテル業界において英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
ホテルスタッフ ホテルを利用するお客様へさまざまなサービスとホスピタリティを提供する。より快適に過ごしていただけるようにお世話をする仕事。 ・お客様の宿泊の手続きをおこなう宿泊部門
・レストランやバーなど料飲部門
・宴会や結婚式の手配や予約・進行業務をおこなう宴会・結婚式部門
・ホテルの集客業務をおこなう営業部門
コンシェルジュ 大規模なホテルで設置されていることが多く、お客様の悩みを解決する仕事。お客様の要望があればできる限り対応し、おもてなしの精神で一人ひとり柔軟な対応が求められる。 ・ホテルの施設案内
・観光スポットの紹介
・レストランの案内・手配
・急病人発生時の対応
・タクシーの手配
ゲストリレーションズマネージャー ロビーフロアのサポート全般とVIPのお客様対応がメインの仕事。ゲストリレーションマネージャーに昇格すると経営に携わることもある。 ・VIPのお客様対応
・ホテルのチェックイン・チェックアウト
・ビジネスセンターやクロークの管理
・他部署のスタッフとの連携
バンケットマネージャー 結婚式やパーティーなどの進行サポートをする仕事。会場内を動きながら、周りに目を配りお客様に料理や飲み物を提供する。宴会が段取りよく進行できるようスタッフに指示を出す。 ・宴会のセッティング
・お客様を席へご案内
・飲料や飲み物の提供
・トイレや会場施設の案内
・片付け
・宴会の責任者としてスタッフに指示を出す
フロントデスクマネージャー ホテルフロントの責任者で、フロント業務のほか、フロント業務を担う人材を育成し、スタッフ同志のコミュニケーションを図る。 ・チェックイン・チェックアウト・予約業務
・お客様対応
・フロントスタッフの管理
・クレーム対応
・フロントスタッフの人材育成
ベルキャプテン ベルスタッフの統括責任者で、ベルスタッフのマネジメントや指導、サービス統括などをおこなう。 ・ロビーでの荷物のお預かり
・お客様のご案内
・レンタカーや宅配便の手配
・ベルスタッフのマネジメント業務
仲居 旅館のような宿泊施設で、お客様の身の回りの世話をする仕事。お出迎えからお見送りまで、幅広い業務がある。 ・お客様のお出迎え
・客室までの案内
・食事の提供
・布団の準備
・お見送り・清掃
バトラー 客室のお客様係で、あらゆるお客様のご要望にお応えする仕事。フロントスタッフと違い、直接客室に出向くことが多い。グレードの高いホテルに設置されることが多いラグジュアリーなサービス。 ・飲み物や食事を運ぶ
・アメニティを届ける
・洋服にアイロンをかける
・購入したお土産を郵送する
・書類をコピーして届ける
アシスタントマネージャー 副支配人やサブマネージャーとも呼ばれる仕事で、支配人の補佐的な役割。接客はもちろん、ホテルの運営、役職者対応が必要なお客様に対する業務など業務内容は多岐にわたる。 ・役職対応が必要な際の対応
・接客
・ホテルの運営
・緊急時の指揮官
支配人 ホテルの統括責任者。ホテルの業績とお客様満足度向上のためにリーダーとしてスタッフを引っ張る。スタッフの接客態度や、ホテルの設備管理、営業戦略など、さまざまな業務がある。 ・ホテルスタッフの統括
・サービスや設備などの品質管理
・業績管理
・VIP対応

旅行業界

旅行業界では、旅行者のための移動手段や宿泊施設を手配、旅行のプラン作成や販売などをおこないます。

訪日外国人を案内したり、海外で現地の人とコミュニケーションをとったり、予約手配やトラブル対応などもおこなうため、高い英語力が求められる仕事です。

旅行業界の仕事には、以下のものがあります。

旅行業界において英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
カウンターセールス 旅行会社のツアーカウンターで接客をするスタッフのこと。旅行会社の顔としてお客様と接する仕事で、旅行先の相談に乗ったり、旅行商品のアドバイスをおこなうなど多様なニーズに応えていく知識が必要。 ・カウンターでの接客
・旅行の見積もり
・旅行保険の販売
・ツアーやホテルの手配
・スケジュール作成
・海外視察や研修
ツアーコンダクター ツアーの予定管理や宿泊先の手配などをおこなう仕事。お客様が安全で快適な旅行を楽しめるようにサポートしていく。 ・ツアーのスケジュール調整
・現地スタッフとの打ち合わせ
・宿泊先や食事の手配
・トラブル対応
・お客様の安全と健康の管理
ツアーガイド 観光地でお客様を先導し、観光地やその土地の文化や歴史習慣などを解説する仕事。最新の情報をチェックし、観光がスムーズにおこなえるようにする。 ・観光地でのお客様の先導
・その土地の文化や知識をわかりやすく伝える
・観光をスムーズにおこなえるようサポート
・観光バスの駐車案内
ランドオペレーター 旅行会社から依頼を受けて、ツアーに必要な交通手段や宿泊地などの手配・予約をおこなう仕事。 ・現地のレストラン、交通手段、ホテルなどの高い知識が必要。
・ツアーに必要な交通手段や宿泊地の手配
・ツアーに利用するホテルの調査
・コースの下見
・予約状況の確認
ツアープランナー 添乗業務はせず、国内や海外旅行の企画や手配をおこなう仕事。お客様のニーズを加味しながら魅力的な旅行を企画する。旅行代理店だけでなく、フェリーや鉄道、バス、航空会社などでも活躍している。 ・お客様ニーズの調査
・旅行の企画・手配
・旅行プランの細かい時間軸の計算
・宿泊施設や交通機関の手配
インバウンドガイド 訪日外国人旅行者向けに外国語でツアーガイドをおこなう仕事。訪日外国人向けに日本の魅力を伝える仕事で、語学や日本の歴史や文化など幅広い知識が必要。 ・旅行スケジュールの調整
・添乗業務
・その土地の文化や歴史をわかりやすく伝える
・旅行中のサポート
通訳案内士 インバウンドガイドのなかでも、国家試験の「全国通訳案内士資格」を保有するガイド。有資格者は、よりレベルの高いインバウンドガイドとして認知されている。 ・旅行スケジュールの調整
・添乗業務
・その土地の文化や歴史をわかりやすく伝える
・旅行中のサポート
・空港やホテルの送迎

航空業界

航空業界は、非常に人気の高い業界です。航空業界の仕事もさまざまで、走行の指示、運行業務、搭乗者へのサービスなどがあります。

国内外全ての人に公平にサービスするために、お客様としっかりコミュニケーションがとれる英語力が必要です。

航空業界において英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
キャビンアテンダンド 乗客が安全で快適な旅行ができるように、航空機内で乗客の接客業務をおこなう仕事。乗客に合わせた対応が必要なため、仕事内容は多岐にわたる。 ・食事や飲み物の提供
・シートベルトの着用を促す
・機内の非常手段などの説明
・乗客のお見送り
・緊急事態やトラブル時の対応
・フライト状況をみてレポートにまとめる
グランドスタッフ 空港で接客業務をするスタッフのこと。乗客が安心して空港を利用できるように、さまざまなサポートをおこなう。 ・搭乗手続き
・搭乗案内・誘導業務
・パスポートやビザの確認
・乗り継ぎ案内
・手荷物の預かり・確認
グランドハンドリング 制御区域(ランプ内)、ターミナル内などで地上支援業務をおこなう仕事。 ・飛行機の誘導
・搭乗用階段の着脱
・荷物の積み下ろし
・飛行機の給油
・機内清掃
機内通訳 飛行機内での通訳をおこなう仕事。英語だけでなく、中国語、韓国語、フランス語など多言語に長けていることが必要とされる。 ・機内での通訳
・入国書類の書き方のサポート
・免税などの販売業務
・乗客のサポート
保安検査員 空の旅の安全を守るため、飛行機内に危険物を持ち込ませないように丁寧にチェックをおこなう仕事。金属を持ちこんでいないか、小型の金属探知機でチェックすることも。 ・ボディーチェック
・手荷物検査
・パスポート確認
・搭乗券の確認
パイロット 国内、国外に乗客や貨物を運ぶ航空機の操縦をおこなう仕事。地上航空管制官と通信し、乗客や貨物を安全に目的地に運ぶ。 ・航空機の操縦
・乗務員の指揮監督業務
・航空管制官との通信
・飛行計器の監視
航空管制官 航空機が安全に飛行できるように、航空機に対して指示や許可を与える仕事。空港と航空交通管制部、交通管制官が連携して空の交通を守る。 ・着陸離陸の許可
・ターミナル・レーダー管制業務
・航空機の監視
・使用する滑走路の判断
ディスパッチャー 最も安全で効率的な飛行コースを作成する仕事。
その日の気象状況や、飛行場の様子などを加味し航空機が目的地に到着するまで監視をおこなう。地上のパイロットと呼ばれている。
・飛行計画の作成
・気象状況や乗客数、空港状況の把握
・フライトの監視

金融業界

お金に関わる仕事で、社会経済を支えているのが金融業界です。
さまざまな仕事がありますが、海外支社や海外交渉部門、外資系の保険会社やファンドマネージャーなど、英語力が必要となる仕事も多くあり、キャリアアップを目指すには高い英語力が求められます。

金融業界において英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
ファンドマネージャー 投資信託の運用を指揮する専門家のこと。
アナリストによる調査分析を参考にしながら、銘柄の選択や売買のタイミングを決定する運用の中心的人物。
・世界の金融市場のチェック
・ファンドの運用方針をたてる
・ポートフォリオのチェック
・トレーダーに発注
・運用報告書の作成
ホールセールス 証券会社や銀行などの金融機関で、大企業や自治体などの公共機関を対象とする営業業務。海外の顧客とのやり取りも多い。 ・資金調達に関する相談・提案
・財務状況に関する分析
・資産運用
保険外交員 保険の勧誘や契約後のお客様へのサポートを担当する。密にコミュニケーションをとりながら、顧客のライフスタイルに合わせた商品を提案していく。外資系の場合、部署によって英語力が必要となる。 ・保険商品の紹介・提案
・顧客への訪問
・新しい保険商品の勉強
・顧客とのコミュニケーション
証券アナリスト 証券会社や運用会社などで、企業や業界を対象に経済状況の調査や分析を担当する仕事。将来のリターンやリスクを予測して、投資の対象として価値があるかを分析し評価する。 ・企業・業界の情報分析
・財務諸表分析
・決算説明会に出席
・企業や業界の情報収集
エコノミスト 景気や金利・為替の変動、金融市場の動向などの経済状況の情報を収集し、分析したり予測を立てる経済分析のエキスパート。 ・経済状況について調査・研究をおこなう
・それに基づく将来の予測を立てる
・分析して論文や報告書にまとめる
トレーダー 証券会社などの金融機関に所属し、株や債券などの売買取引をおこなう仕事。ディーラーに繋ぐこともある。 ・発注に合わせて株式や為替などの取引をおこなう
・顧客のサポートやアドバイスをおこなう
・市場調査や情報収集
ディーラー 証券会社や銀行などで自社資金を使い、株式、債券、為替などの売買をおこなう仕事。トレーダーと異なり自らの判断で取引をする。 ・株式や為替、債券の取引をおこなう
・最大限の利益を上げるための情報収集や分析業務

IT業界

IT業界の仕事も多岐にわたります。国境を越えて世界で活躍する企業が多く見られる業界です。

英語でしか得られないような最新情報も多数あり、英語力は大きな武器になります。

IT業界の仕事には以下のようなものがあります。

IT業界において英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
ITコンサルタント クライアントのIT戦略についてコンサルティングをおこない、提案や助言をする仕事。クライアントが何に困っているのか理解するためのコミュニケーション能力と、解決する知識が必要。 ・コンサルティング業務
・新システム導入の提案
・システムの最適化や動作検証
・必要な人材を集め、進捗管理などもおこなう
プログラマー システム開発において、システムエンジニア(SE)が作成した設計に基づきプログラミングをおこなう仕事。多くのプログラミング言語が扱えると仕事の幅が広がる。 ・プログラミング
・プログラムのテスト
・データベースの構築
・バージョン管理
ネットワークエンジニア サーバー同士やコンピューターをつなげるネットワークシステムを構築し、運用する仕事。 ・ネットワークの設計
・ネットワークの構築
・ネットワークの運用
・ネットワークの保守
Webエンジニア インターネット上のWebサイト、ECサイトの設定や開発、運用や保守までおこなう仕事。ユーザーから見える部分を開発するフロントエンジニアと、特に専門性の高いバックエンドエンジニアがいる。 ・サイトのシステム企画・設計
・サーバーの選定
・コーティング
・運用・保守
セキュリティエンジニア 業務や情報セキュリティを専門に担当するエンジニアのこと。ウィルスの侵入を防ぎ、企業の大切な情報資産や個人情報を守る仕事。 ・システムのコンサルティング
・セキュリティシステムの設計
・プログラミング
・テスト・運用
システムエンジニア Webサイトの設計・開発をおこなう仕事。クライアントの求める機能やシステムを理解し、それを形にしていくためにプログラマーに依頼したり、自身でプログラミングをおこなうこともある。 ・ヒアリング
・設計・開発
・プロジェクト全体の指揮
・テスト
・運用・保守

教育業界

グローバル化にともない、「英語を学びたい」という需要は増加しています。そのため、幅広い年齢層の方に英語を教える仕事も増えてきている状況です。

教育業界の仕事は、以下のものがあります。

教育業界において英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
児童英語講師 0歳から12歳までの児童に英語を教える仕事。英語に慣れさせて、子どもたちが飽きずに英語を楽しめるようなレッスンをおこなう必要がある。 ・英語教育プランを立てる
・教材の準備
・英語のレッスン
英語保育士 施設内の公用語を英語とし、英語教育はもちろん語学以外の保育業務もおこなう仕事。業務上のコミュニケーションがとれるような英語力が求められる。 ・通常の保育業務
・保護者への対応
・英語のレッスン
・英語レッスンのアシスタント業務
英語教員 中学校や高校で英語を教える仕事。教員免許を取得し、採用試験に合格する必要がある。 ・カリキュラムに基づいた授業
・生徒指導や受験指導
・学校行事
・担任業務
英会話講師 幼児から大人まで幅広い年齢層を対象に授業をおこなう仕事。英語力はもちろん、高いコミュニケーション能力も求められる。生徒のニーズや目的にあったレッスンをおこなう必要がある。 ・ニーズに合わせたカリキュラムの作成
・英語のレッスン
・宿題のチェック
・スタッフや講師との打ち合わせ
日本語講師 国内や海外で外国人に日本語を教える仕事。日本語だけでなく日本の歴史や文化を伝え、進学や生活のサポートもおこなう場合もある。 ・ニーズに合わせたカリキュラムを作る
・日本語のレッスン
・宿題のチェック
・生徒の悩み相談

翻訳・通訳業界

翻訳・通訳業界では、高い英語力はもちろん、外国の文化や歴史、各業界の専門的な知識も必要とされます。

翻訳・通訳業界において英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
翻訳家 英語などさまざまな国の文章を日本語に訳す仕事。理解力やリサーチ力、文章を書く能力が求められる。 ・文芸作品を翻訳する文芸翻訳
・映画やドラマなどを翻訳して字幕をつける
・ビジネス用の学術書などを翻訳する実務翻訳
通訳者 話した内容を相手がわかる言語に置き換えて、お互いを理解できるようにサポートする仕事。冷静な対応や柔軟性、専門的な知識が求められる。 ・話を聞きながらほぼ同時進行で通訳する「同時通訳」
・話し手が一定のまとまりで話し、それまでの分を通訳する「逐次(ちくじ)通訳」
・通訳が必要な人の後ろや横に座り耳元で同時通訳をおこなう「ウィスパリング通訳」

その他の業種

その他の業界で英語ができると有利になる職業・就職先
概要 業務内容
貿易事務 貿易に関わる書類の作成や申請、手続きなどをおこなう仕事。事務職のなかでも専門性が高く、知識や正確さ、英文書類の理解力が必要。 ・貿易書類の作成
・出荷や輸送の手配
・通関手配
・納入管理
・電話・メール対応
特許技術者 特許の出願や出願後に必要となる書類をやり取りする特許実務をおこなう仕事。弁理士の指導監督のもと業務をおこなう。 ・特許出願書類の作成
・特許庁とのやり取りに必要な書類の作成
弁理士 特許庁への手続きや、産業財産権についての相談や紛争解決、コンサルティングをおこなう仕事。 ・特許や商標、実用新案の書類作成
・特許庁に書類を申請する
・産業財産権についての相談を請け負う
・コンサルティング業務
英文事務 英語を用いた事務仕事全般のこと。文章だけでなく、コミュニケーション能力も必要となる。 ・海外の会社との電話やメール対応
・英文の資料作成
・翻訳や通訳業務

英語を使う仕事に就職するためのポイント

英語を使う仕事に就職するためのポイント

英語を使う仕事に就職するには、以下の3つのポイントを押さえておくのがおすすめです。

  • 英語に加えて必要なスキルを身につけておく
  • 早めに資格試験を受けておく
  • 就職試験で求められた語学力を身につける

詳しく説明していきます。

英語に加えて必要なスキルを身につけておく

英語は、就職が有利になるツールのひとつです。あなたが就きたい仕事に必要なスキルは、他にも多数あります。就職したい仕事に合わせた、他のスキルもしっかり身につけておきましょう。

たとえば、ホテル業界であればホスピタリティ、旅行業界だと観光地の知識や歴史、コミュニケーション能力などがあります。

英語に加えて必要なスキルを磨くことで、企業への貢献度も増します。就職したい仕事に必要なスキルや知識を調べて習得しておくとよいでしょう。

早めに資格試験を受けておく

「就職までに資格試験を受けて、就職をできるだけ有利にしたい!」と考える方は少なくないでしょう。

それならば、できるだけ早めに資格試験を受けておくことをおすすめします。

早めに受けることによって、就職までの間、繰り返しチャレンジすることができるからです。

もし「さらに上の資格を目指したい」と考えたときでも、勉強する時間や受験できる機会が増え、就職に有利となります。

英語を活かす仕事に就職する際、企業からはTOEICのスコアをチェックをされることが多いようです。

TOEICとは、英語のコミュニケーション能力を判定する、世界160ヵ国で実施されている世界共通のテスト。ビジネス英語レベルを測る試験のなかでは最も代表的なもので、ぜひ受けておきたいテストのひとつです。

TOEFLは留学や移住の際におすすめで、TOEICより日常的な英語の内容が多いです。より高い英語力を目指すなら、勉強してみるのも手段のひとつといえるでしょう。

就職試験で求められる語学力を身につける

英語を活かした仕事に就きたい場合は、就職試験までに企業が求める語学力を身につけることが大切です。

あなたが就きたい仕事は、どの程度の英語力が求められるかを知っておきましょう。そして、求められるTOEICの点数を目安として、自分の現状レベルと求められるレベルの差を縮めていきましょう。

もし、求められるレベル以上の英語力があれば、他の求職者の一歩先を行くことができ、自分自身のアピールにつながります。

「自分の英語に自信がない」
「英語力の伸ばし方がわからない」

そのような人もいるでしょう。次の章では、就職試験で必要な語学力を伸ばす方法を解説していきます。

就職で有利になるレベルまで語学力を伸ばす方法

就職で有利になるレベルまで語学力を伸ばす方法

就職試験までに語学力を伸ばしていく方法は以下の3つです。

  • 留学する
  • 海外インターンシップを経験する
  • 専門学校へ通う

では、順番にみていきましょう。

留学する

英語圏内に環境を変えることで、実践的な英語が短期間で習得できます。さらに、その国の文化や日本と違った習慣なども、しっかり体感することができます。

しかし、ただ留学するだけでは語学力は伸びません。

明確な目標を決めて、できるだけ日本語を使わず、現地の人とも積極的にコミュニケーションをとりましょう。英語しか使えない環境に身を置くことで、英語力もしっかりアップするでしょう。

海外インターンシップを経験する

海外の企業で実際に働ける海外インターンシップは、言葉が通じる日本とは違った学びを得るチャンスとなります。

実践経験を積むことは非常に大切です。実際に働くことによって、自分の英語力を知り、改善することができます。

海外のビジネスを肌で感じたり、主体性を身につけたり、精神力が鍛えられるのは、海外インターンシップならではの経験です。

ぜひ、積極的に参加することをおすすめします。

専門学校へ通う

英語を使う仕事をしたいのであれば、専門学校に通って、しっかり学ぶのがおすすめです。専門学校は語学力アップの近道になるでしょう。

東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校には、英語力を高める独自のプログラムがあります。

「英会話コミュニケーション」×「実践・専門英語」を養うことで、即戦力になるような実践的な英語を学ぶことが可能です。

東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校では、就きたい仕事に合わせたコースがあります。詳しくは次章で解説します。

英語を活かせる職業に就職したいなら東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校へ

英語を活かせる職業に就職したいなら東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校へ

東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校では、ホテルや旅行会社、航空業界など、英語を使う仕事に就職したい人にぴったりのコースがあります。

では、東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校の代表的な人気のコースをご紹介していきます。

ホテルマネージャーや総支配人を目指すなら「ホテルマネジメント本科」がおすすめです。

高いオペレーションスキルはもちろん、世界No.1のホスピタリティ校「エコール オテリエール ローザンヌ」にて、高いマネジメント力を身につけることができます。

ワールドクラスのホテルスタッフを目指すなら「リゾート・ホテルホスピタリティコース」がおすすめ。

1年目は一流のホテルやサービスマンによる実習を受け、2年目は語学留学をするなど、高度な技術と英語力が身につきます

旅行業界必須の難易度の高い国家資格にチャレンジする場合は「観光ホスピタリティマネジメントコース」がおすすめです。

留学や海外インターンシップで高い語学力をしっかり身につけ、国内・総合旅行業取扱管理者や全国通訳案内士など難易度の高い資格取得を目指します。

最新のテクノロジーを駆使した新しい観光業に興味がある人は、「観光IT・デジタル総合プランナーコース」がおすすめです。

幅広い旅行の知識や英会話力はもちろん、ドローンやVR、ARなど最新テクノロジー技術を使った、新しい観光の楽しみ方を提供できるようになります。

航空業界で働きたいなら「キャビンアテンダントコース」がおすすめです。

有名航空会社のCAや人事担当から身だしなみや立ち振る舞いなどを学び、レベル別クラス制度で、少人数でしっかりと英語を学ぶことができます。

羽田空港の長期インターンシップもあり、お客様への接客や応対力を実践的に学んでいきます。

「就職先にまだ迷っている」という人は、「Wメジャーカリキュラム」を活用してください。別の専攻の授業も追加料金なしで学ぶことができます。

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