専門学校の資料請求ガイド|請求するタイミング・見るべきポイントを徹底解説

専門学校にはそれぞれ特色があり、カリキュラムや教育方針、サポート体制もさまざまです。自分の目標や興味に合った専門学校を見つけるためには、各学校の情報をしっかり確認することが大切です。
気になる専門学校が見つかったら、まずは資料請求をしてみましょう。資料には、授業内容や年間カリキュラム、資格取得のプログラム、就職実績など、学校生活を具体的にイメージできる情報が掲載されています。
本記事では、資料請求のタイミングや方法、資料を読む際の重要なポイントについて解説します。資料請求をおこない、自分に合った進路を検討するきっかけにしてください。
目次
専門学校の資料請求はいつ頃したらいいの?
専門学校への資料請求は、高校1年生・2年生のうちから始めることをおすすめします。将来の進路を決めるには時間をかけて考える必要があり、早めの情報収集が大切です。
多くの専門学校では、高校1年生・2年生からの資料請求を受け付けており、学年に合わせた資料を用意している学校もあります。早い時期から資料を集めて学校の特徴を知ることで、自分の将来の道を見つけやすくなります。
どのように資料請求するの?
資料請求には主に以下の3つの方法があります。
- 学校の公式サイトから請求する
- 学校情報サイトから請求する
- オープンキャンパスでもらう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
学校の公式サイトから請求する
興味のある専門学校を見つけたら、その学校の公式サイトを訪れてみましょう。多くの学校の公式サイトでは、資料請求のフォームが用意されています。名前や住所などの基本的な情報を入力するだけで、簡単に資料を取り寄せることができます。
学校情報サイトから請求する
学校情報サイトでは、複数の専門学校の資料をまとめて請求できます。一度の入力で、興味のある学校の資料を同時に取り寄せることが可能です。
地域や学びたい分野から学校を探すこともできるため、まだ志望校が決まっていない場合も効率よく情報収集できます。
オープンキャンパスでもらう
学校に直接訪問して資料をもらうこともできます。平日の学校が開いている時間や、土日のオープンキャンパスの際に訪れると、詳しい資料をもらえるでしょう。
さらに、先生や在校生に直接質問したり、校舎や設備を見学したりすることで、資料だけではわからない学校の雰囲気も実際に確かめられます。
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いつ資料が届くの?
資料が届くまでの期間は、どのように請求したか、いつ請求したかによって異なります。多くの場合は申し込んでから1週間ほどで届きますが、学校によっては新しい資料ができてから送付する場合もあり、届
くまでに数ヵ月かかることもあります。必要な時期に間に合うよう、余裕を持って請求しましょう。
資料の見るべきポイントは?
専門学校の資料には、学校生活や教育内容について詳しい情報が掲載されています。資料を読む際は、以下の6つの重要なポイントに注目して確認すると、自分に合った学校を見つけやすくなります。
- 就職先・就職率
- 就職サポート
- カリキュラム・授業内容
- 学費
- 施設・設備
- 学校の雰囲気
就職先・就職率
専門学校を選ぶ際は、卒業生の就職実績や資格試験の合格実績を確認しましょう。合格率や就職率の高さだけでなく、実際の人数も大切なポイントです。たとえば合格率が同じ90%でも、10人中9人の場合と100人中90人の場合では、その意味は大きく違ってきます。より多くの学生が学び、そのなかで高い合格率を維持している学校のほうが、しっかりとした教育体制が整っているといえるでしょう。
自分が希望する業界への就職状況など、詳しい情報を知りたい場合は、学校に直接質問してみることをおすすめします。
就職サポート
専門学校の就職支援で大切なのは、一人ひとりへの指導の充実度です。相談できる体制は整っているのかを確認しましょう。
就職活動では、企業の情報提供はもちろん、履歴書の書き方、面接の練習、ビジネスマナーの指導など、さまざまな支援が必要になります。きめ細かなサポートが十分に受けられるかどうかをよく確認することが大切です。
学科・カリキュラム・授業内容
専門学校では、学校や学科ごとに特色ある授業が用意されています。資料を読むときは、自分が学びたい内容や取りたい資格に関する授業があるかどうかを確認しましょう。
同じ学校でも、学科やコースによって学べる内容や取得できる資格が違います。資料をよく読んで、自分の目標に合っているかを確かめることが大切です。
学費
専門学校の費用は、学校や学科によって大きく異なります。特に、実習が多い分野や、特別な設備や機材を使う学科では、実習費や設備費が高い傾向にあります。
費用には、入学時の入学金、毎年の授業料、設備費といった基本的な費用があります。さらに、授業で使う教材費や実習にかかる費用も必要です。資料を見るときは、入学時の費用だけでなく、学校生活で必要となる費用全体を確認しましょう。ただし、費用の安さだけで学校を選ぶのは望ましくありません。授業の内容や先生の人数、学校の設備など、学校生活の質を左右する要素も大切です。
高等教育の修学支援新制度では、家庭の所得に応じて授業料や入学金の減免や、返済不要の給付型奨学金を利用することができます。さらに、令和7年度からは3人以上の子供がいる多子世帯を対象に、大学等の授業料が無償化される制度も導入されます。この制度は専門学校も対象となるため、詳細をよく確認しておきましょう。
また、多くの学校では独自の奨学金制度や学費の支援制度を設けています。これらの制度も併せて調べ、最適な支援を活用できるように準備しましょう。
施設・設備
専門学校では実習や実技を中心に学ぶため、施設や設備の充実度も重要です。資料では、実習室の広さ、授業で使う機器の数、設備が新しいかなどを確認しましょう。
ただし、資料だけではわかりにくいため、オープンキャンパスで実際に見学することをおすすめします。実際の学習環境を見ることで、具体的なイメージがつかめるでしょう。
学校の雰囲気
学校の雰囲気は、充実した学習生活を送るための重要なポイントです。毎日通う場所だからこそ、自分に合った環境かどうかをしっかり確認しましょう。
先生の教え方や学生との関係、学校全体の雰囲気は、資料だけではわかりません。オープンキャンパスに参加して、実際に先生の話を聞いたり、在校生の様子を見たりすることで、自分に合う学校かどうかを確かめましょう。
気になる専門学校が見つかったら資料請求しよう
専門学校では、希望する仕事に必要な技術や資格を学ぶことができます。興味のある学校を見つけたら、まずは資料請求をおこない、学校の特徴を詳しく調べてみましょう。
ひとつの学校だけでなく、複数の学校の情報を集めて比べることも大切です。授業の内容や資格の取得状況、就職のサポート体制など、それぞれの学校の特徴を確認して、自分に合った学校を見つけましょう。
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資料請求は無料です。学校案内や学校生活の様子、学費サポートなど、進学を考える際に必要な情報をまとめてお届けします。また、実際の仕事を体験したり、在校生と話ができたりするオープンキャンパスも開催しています。ホテルや観光の仕事に興味のある人は、ぜひ参加してみてください。