英語圏の国一覧!英語が公用語なのは何か国?オススメの留学先も紹介
「英語圏ってどこの国のこと?」
「英語圏の国で、英語を使った仕事がしたい」
と思ったことはありませんか。
日本の一般企業にも国際化の波は来ています。海外の人を日本に迎えて一緒に生活や仕事をするだけでなく、日本人が海外に移住して仕事を始めるケースも今後さらに増えていくでしょう。
この記事では、将来は英語圏の国で生活したい方へ、英語圏の国とは具体的にどの国なのか、英語圏人口はどれほどなのかを解説します。
英語圏の国とは、英語を公用語とする国だけではありません。ぜひ参考にしてください。
目次
英語圏の国とは?
一般的に英語圏の国とは、次のように定義されています。
- 英語が公用語や国語に定められている国・地域
- 英語を日常的に使う住民が多い国・地域
簡単にいうと「英語を話す人が多い国や地域」が英語圏です。
公用語が英語というだけでなく、英語が公用語ではなくても主に英語を話す人々が住む国や地域も英語圏の国といわれます。
英語を公用語や準公用語(2番目の公用語)などとしている国は、文部科学省の発表によると54か国、第一言語として英語を話す人も含めると人口は約21億人にものぼります。
国として英語を公用語や準公用語と定めていなくても、「第一言語」として英語を話す人がいる国は非常に多く、まさに英語は「世界の共通語」といえます。
「公用語」と「第一言語」の違いは、次章で解説します。
公用語と第一言語の違い
公用語と第一言語とは、何が違うのでしょうか。
「公用語」とは、英語では「official language」と書き、ある国や地域で「公式、または共通語として定められた言語」のことです。そのため、国が正式に認めた言語ではあるものの、すべての国民が公用語を話せるとは限りません。
それに対し「第一言語」とは、英語では「first language」と書き、「習得順序が一番早い言語」を指します。つまり生まれてから最初に身につく言語のことです。また、「一番得意な言語」という意味で第一言語が使われることもあります。
第一言語と意味が近い言葉として、「母語(ぼご)」もあります。
母語とは、「幼児期に最初に覚えた言語」という意味で、両親や周囲の人が話すのを聞いて自然に覚えた言語のことです。
たとえば、両親が日本語と英語など別々の言語を使用していた場合、母語が日本語と英語の2つになることがあります。しかし、第一言語は英語か日本語の得意な言語ひとつだけです。
それぞれの違いを簡単にまとめると以下のとおりです。
公用語・第一言語・母語・母国語の違い | |
---|---|
公用語 | 国や地域で公式、または共通語として定められた言語 |
第一言語 | 習得順序が一番早い言語 |
母語 | 幼児期に最初に覚えた言語 |
母国語 | 自分の国の言語 |
英語圏の国一覧
英語圏といわれる国は、具体的にはどのような国でしょうか。
英語を公用語、あるいは第一言語としている国民が多い国を「英語圏の国」と定義した場合の、主な英語圏の国を一覧表にまとめました。
主な英語圏の国一覧 | |
---|---|
アジア |
・インド ・シンガポール ・マレーシア ・スリランカ ・パキスタン ・フィリピン |
北アメリカ |
・アメリカ合衆国 ・カナダ |
中央アメリカ |
・アンティグア・バーブーダ ・グレナダ ・ジャマイカ ・セントルシア ・トリニダード・トバゴ ・バハマ ・バルバドス |
南アメリカ |
・ガイアナ ・フォークランド諸島(イギリス自治領) |
アフリカ |
・ウガンダ ・ガーナ ・カメルーン ・ケニア ・ジンバブエ ・タンザニア ・ナイジェリア ・ナミビア ・ボツワナ ・南アフリカ共和国 ・スーダン ・リベリア ・ルワンダ |
ヨーロッパ |
・イギリス ・スイス ・アイルランド ・マルタ |
オセアニア |
・オーストラリア ・サモア ・ソロモン諸島 ・トンガ ・ニュージーランド ・バヌアツ ・パプアニューギニア ・パラオ ・フィジー ・マーシャル諸島 ・ミクロネシア ・クック諸島 |
英語圏の国でオススメの留学先
「英語習得のために海外留学を考えている」という方は多いと思いますが、英語圏の国がここまで多いと、どの国で学ぶべきか悩むかもしれません。
英語習得のための留学先は、次の要素で選ぶことをオススメします。
- 学習環境
- 生活環境
- 安全性
まずは「英語をきちんと学べる学習環境」がある国を選びましょう。なるべく訛りの少ない英語が学べて、英語を母語として使う人の多い国が理想的です。
それに加えて、ストレスのない留学生活のため、食生活や衛生環境など、なじみやすい生活環境にあるかもチェックしましょう。
また、生活における安全性も重視すべき点です。慣れない住環境ではトラブルに巻き込まれやすいため、治安の良さも考慮に入れましょう。
以上を踏まえて、東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校がオススメする海外留学先は、次の3か国です。
- オーストラリア
- アメリカ
- スイス
それぞれの国のオススメポイントを解説します。
オーストラリア
オーストラリアは、温暖で過ごしやすい気候で、日本との時差がほとんどありません。
親日家が多く気候も温暖で、世界でも暮らしやすいとされている国のひとつです。
治安も比較的安定していて、親日家が多く日本人が暮らしやすい国なので、海外留学が初めての人にもオススメです。
多くの移民を受け入れてきた歴史があり、多民族が暮らす国でもあることからさまざまな文化を体験できます。
就労ビザを取得できることが大きな特長で、ワーキングホリデーや学生ビザを取得して働きながら学びたい方にも向いています。
アメリカ
アメリカは、日本人留学生の人気No.1の国です。世界でも知名度の高い大学が多く、語学学校の数も多いことから学習環境の良さでも選ばれています。
日本だけでなく、世界中から人気の留学先の1つとされているため、多国籍の留学生と交流し、たくさんの文化や価値観に触れたい方に向いています。
治安は日本ほど良くありませんが、基本的な対策で身を守ることができます。夜一人で出歩かない、お金は分散して持ち歩くなどを心がけましょう。
また、アメリカは音楽やアート、ダンスが盛んな国でもあります。語学の習得だけでなく、プラスアルファとしてこういった分野も学びたいと考えている方からも人気の留学先です。
スイス
スイスはドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語が公用語ですが、英語を話す人口も多い国で、地域によってさまざまな言語を学べるのが魅力です。
英語以外の言語も身につけたい、マルチリンガルを目指したい方には特にオススメの留学先です。
また、スイスは「観光立国」と言われており、150年前から国を挙げて観光や旅行事業に取り組んでいます。そのため、観光のプロフェッショナルを育成する環境も非常に整っています。
スイス・ローザンヌにある「エコール・オテリエール・ローザンヌ(略称:EHL)」は、世界を代表するホスピタリティの学校として知られています。世界最高峰のホスピタリティを学び、観光のプロフェッショナルを目指す方に人気です。
高所得者が多いため治安は良く、街並みが美しいだけではなく衛生面もしっかりしています。都市部でも道路にゴミが落ちていることはほとんどありません。
留学生の人種もヨーロッパ系・アメリカ系・アフリカ系と多彩で、世界中に友達を作りたい方にもオススメです。
東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校では、オーストラリアは全コース、アメリカ(ハワイ・ラスベガス)とスイスは対象となるコースで海外研修・留学がカリキュラムと学費に含まれています。
※渡航費や現地での生活費は別途必要です。
学費内で海外留学や海外インターンが経験できるので、英語力を身につけて英語圏の国で生活したいと考えている方は、ぜひ検討してみてください。
英語圏の国に関するよくある質問
それでは、留学先として英語圏の国を考えた場合によくある疑問・質問を4つ紹介します。
- 第一言語と公用語の違いは?
- 英語が公用語なのは何か国?
- 英語圏の国で人口が多いのは?
- アメリカ英語とイギリス英語の違いは?
順番にお答えします。
第一言語と公用語の違いは?
第一言語は「習得が一番早い言語」のことで、生まれてから最初に身につく言語です。「一番得意な言語」という意味でも使われます。
公用語は「ある国や地域で公式、または共通語として定められた言語」なので、習得の早さとは関係ありません。
詳しい違いは「公用語と第一言語の違い」で解説しています。
英語が公用語なのは何か国?
文部科学省は英語を公用語・準公用語とする国は54か国と発表しています。
英語圏の国で人口が多いのは?
英語圏の国で、人口が最も多いのはアメリカです。
2021年7月の米統計局推計によると、アメリカの人口は約3億3,200万人とされています。
アメリカ英語とイギリス英語の違いは?
アメリカ英語とイギリス英語では発音やスペル、文法などに多少の違いがあります。
多民族の国として知られるアメリカでは、多くの人に伝わるようにカジュアル化された英語が使われるようになりました。
一方でイギリス英語は、貴族など上流階級の間で使われていた英語が一般に広まったと言われ、崩しのないきっちりした英語と言われています。
そのため、アメリカ英語とイギリス英語では発音に違いがあったり、意味は同じでも単語の綴りが異なっているケースがあります。「色」を意味する英単語を例にとってみると、アメリカでは「color」、イギリスでは「colour」です。
英語圏の国で生活したいなら専門学校がオススメ
「将来は英語をつかって働きたい」「英語圏の国で活躍したい」と考えるなら、高い英語力が必要です。
英語圏の国で暮らしたいのであれば、単に文法や単語の知識が豊富で英語が理解ができるというスキルだけでなく、スムーズな意思疎通ができる英語でのコミュニケーション能力やホスピタリティを身につけておくと、アメリカなど英語圏の国での就職に有利になります。
東京ホテル・観光&ホスピタリティ専門学校は、時間をかけて働く為の英語を学び、大学の「学士」と同等の「高度専門士」を取得できる4年制コースとなっています。
「少人数制度」「レベル別クラス」といった制度を採用しているので、英語に苦手意識がある方でもレベルアップが可能です。入学時には英語がまったく話せなくても問題ありません。授業を通じて在学中に英語が話せるようになる環境があるため、在学中にゼロから英会話をマスターした学生もいます。
また、在学中に「海外研修」や「海外インターンシップ」を行います。
※社会情勢によっては開催できない場合もあります。あらかじめご了承ください。
「Wメジャーカリキュラム」によって、別の専攻の授業を追加料金なしで受けられるのも特長です。「ホテル業界について知りたい」「エアライン業界に興味がある」という方はぜひご利用ください。
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「英語を使って仕事がしたい」「英語圏の国で活躍したい」とお考えの方や、今後さらに加速するグローバル時代に備えたい方、ぜひお問い合わせください。